屋久島の1月2月は閑散期。時間に余裕があるので家族サービスで屋久島で二番目に太いと言われている大和杉に会いに行ってきました。(二番目に大きな屋久スギは所説あります)
場所はヤクスギランドを通り抜けた森の奥。
ヤクスギランドだけでも見ごたえのある森ときれいな水がながれていますが、大和杉コースは自然の奥深い体内に入っていくような感覚です。
途中倒れていた倒木の年輪を数えています。勘違いされやすいのですが実は成長が遅くて年輪の目がとても細かいです。
嫌がらずについてきてくれる娘たち。楽しいそうな姿を見ているだけでこちらもうれしいです。
家族サービスは娘に対してではなく、お父さんへのサービスだと思います。
このコースは大きなサルノコシカケ(キノコの一種)がよく見られます。これで何十年たっているのでしょうか?
落ちていたヒメシャラの皮。冬は脱皮?する季節でもあります。
このコースは本当に巨木の多いコース。名前のないものでも十分に大きいです。
誰が名付けたかわかりませんが通称ミホノスギ。隠れた名杉です。
白骨化して洞の大きな巨木も今なお葉をつけ生きています。
強風の吹き荒れる屋久島では樹木もねじれてしまったり。
途中、一か所しとしとと苔のしずくが流れ落ちる癒しポイントもあります。
大きな屋久スギの切株の中に入ったり。切り株の上に違う樹木が生えていたり。
見上げてみるとこのような景色。
屋久島では石の上にも巨木が成長します。屋久島のどこの森でもそうですが、自然の生命力の強さには驚くばかりです。
こちらの巨木はまだ生きていますが洞がとても大きいです。
そしてこちら大和杉。推定樹齢3000年から4000年。樹高が高く34.9m、 胸高周囲(幹回り):10.2mほどで直径が3m以上あります。
人をいれるとこんな感じ。大きすぎて写真には収まりきらないし、なかなか大きさを表すのは難しいです。
ちなみに大和杉コースで出会った人はゼロ。繁忙期でも人に会うのが珍しいコースです。
ぜひ人とは違うところ、人が少ない穴場が良い人は縄文杉コースよりこちらをお勧めしておきます。
屋久島自然学校の大和杉ガイドツアーはこちら。