昨日、東京で友人に誘われ、初めて台湾茶会を参加しました。
主催者Mさんが直接茶農家に買い付けへ行くほどの台湾茶が大好きが方です。
私はいつも友人王さんの店「新純香」で買っているけれど、
普段手頃で飲みやすいお茶しか買わないのです。
昨日、約3時間半ほど試飲して頂いたお茶はどれも美味しくて、知らないことばかりで
心から凄い~と思いました。
改めて台湾茶の奥深さに感動した一日でした。
Mさんが台湾のお茶の産地などについて話して頂きました。
焙煎された金萱茶。濃厚な味でした。
阿里山の紅茶や杉林渓のお茶も美味しかったです。
印象深いに残ったのがこの「港口茶」です。
100年以上前に福建省から持ってきた茶樹を
海抜300メートルほどの山地に植えたのが港口茶のルーツです。
茶園は太平洋に面していて、
茶畑の隙間ができたところへ、直接蒔種し、
自然発芽をさせそのまま育てるという昔ながらの方法がとられているそうです。。
日照時間は長く、 海風と受けて茶葉は比較的厚くなり、特別な味わいとなります。
口に入れた瞬間は苦味を感じますが、追って甘みが感じられるのが特徴です。
見た目は普通の台湾茶と違って、少し灰色が掛かっています。
1回目の味はほんの少し塩っぱい味がしました。
潮風の影響かと勝手に思っています。(^_^;)
2回目の味はがらっと変わり、釜炒りの香ばしさのなかに、
かなり濃厚な味わいがにじみ出てきます。
作付面積が小さいため、あまり流通されないお茶だそうです。
こちらは、「蜒仔茶」で、別名が蜜香烏龍というそうです。
小蟬龍(ウンカ)が食べることによって
茶葉の香気生成を促進して、ハチミツのような香りがするお茶でした。