平成28年6月15日(水)雨のち晴れ
参加者7名(男4、女3)車2台 1台を丸沼に もう1台を菅沼登山口に。
朝、雨が降っていたが、誰からも中止にしようという声はなかったので、現地に向かう。
歩き始めて、間もなく雨は上がった。
登りは沢コースを行く。仁加又沢を登る。高度を上げていくと、沢は涸れ沢ではあるが
沢幅は狭くなり、傾斜はきつくなり、大きな浮石がゴロゴロしていて、スリル満点だった。
復路は、白錫尾根を縦走した。天気は回復してきて、眼下に中禅寺湖や社山を見下ろし、
男体山を見上げながら、青空の中の尾根歩きを楽しんだ。
北アルプスを歩いているような錯覚に陥る白根隠山も稜線は美しい。
約10時間の山行はかなりきつく、噂に違わず厳しい山である。
下山口でみんなでお互いの健脚を讃え合った。無事に帰還できたことに感謝して・・・
<コースタイム>
大谷4:30==丸沼スキー場P7:00・・・リフトおおひろ跡8:33・・・大広河原8:42
・・・丸沼発電所沈砂池9:10・・・水場分岐・・・錫が岳(2388m)12:00-30
・・・水場分岐・・・白檜岳(2394m)14:40・・・白根隠山15:21・・・
白根隠北峰・・・前白根分岐16:17・・・五色沼16:30・・・弥陀が池17:08
菅沼登山口18:15==(やしおの湯入浴)==大谷21:00
では、写真をどうぞ!!
コース概略。
雨の中をみんなうつむいて丸沼スキー場を出発。
1時間半でリフトおおひろに着く。ガスに霞む。
すぐ大広河原である。行く方向を確認して。
沢沿いの登山道を行きます。
さらに30分ほどして丸沼発電所沈砂池に着く。ここからは、沢沿いに登って行きます。
いくつかの(七つ?)堰堤を越え、
何度も渡渉を繰り返して登る。
涸れ沢の急登にかかる。
高度が上がってくると、涸れ沢となり、だんだんと沢幅も狭くなり、勾配もかなり急になってくる。
大きな浮石がゴロゴロしているので、危険だがスリル満点だ。
急な沢から樹林帯に抜け出して、みんな安堵の表情。
やっと錫が岳が見えてきた。
ダケカンバの新緑に癒され、藪漕ぎの疲れも吹き飛びそうだ。
錫が岳が近いし、晴れてきたのでみんなの表情も明るい。風が爽やかで気持ちがいい。
錫が岳山頂。登山口から、5時間でやっと着いた。
三等三角点がある。
昼食風景。山頂からの展望はない。
わずかに、中禅寺湖が見下ろせる程度である。突然、雲が切れてきた。
下山を始めてすぐに視界が拓けてきた。中禅寺湖が俯瞰できる。広大なスケールだ。
日光を裏から見ながら下る。
社山が端整な円錐形をなして美しい。
錫が岳を振り返る。どっしりとした大きな山だ。
進行方向には、白根隠山が見えてきた。
少し歩くと、ハクサンシャクナゲの群生に出会う。
蕾のうちは、ピンクが濃いが、満開になると薄いピンクというより白になる。丈が低くて可憐だ。
人は、美しいものを見ると笑顔になるんです。
低い藪は、歩きやすいのだが、スパッツのひもが引っ掛かるのと、時々、倒木が隠れているので危ない。
それにしてもいい天気だ。あまり暑くはないので助かる。
枯れ木の向こうに白根隠山がデンと聳える。
枯れ木の中を白檜山へ向かう。
枯れ木の森が続く。
緩やかな登りは疲れを癒してくれるようだ。
青空がうれしい。
錫が岳が遠くなってきた。
白檜山が優しく迎えてくれる。
平らな山頂である。一息入れて、
白根隠山に向かう。
藪ともお別れである。
北アルプスにも負けない景色である。
白錫尾根はいい稜線だ。後ろには白檜山がたおやかにたたずんでいる。
美しい稜線は歩いていて、ホントに気持ちがいい。
白根隠山山頂。みんなホッとしているのが表情からよくわかるでしょう。バックは白根山です。
もう7時間以上歩いてきて、これから3時間ぐらいで下山できるんだから・・・
白根山の岩肌までよく見えるでしょう。
さあ、絶景を見せてくれた白錫尾根も間もなく終わります。白根隠山北峰に向かいます。
白根隠山が見送ってくれる。また、必ず来るから待ってなよ!!
ダケカンバの新緑が山一面に萌えています。
深い青緑の五色沼が見えてきました。
雲間に社山が浮かんでいます。社山の向こうの雲の下には中禅寺湖が沈んでいます。
社山と男体山です。雲よ邪魔をしないでおくれ。
コバイケイソウが咲くころは、このアングルは素晴らしい写真となるでしょう。男体山とコバイケイソウ。
ダケカンバの林の中を五色沼に下ります。
避難小屋に着きました。当初の計画は、ここに1泊の予定でしたが・・・・
人懐こい鹿が近づいてくる・
瑠璃色の水を湛える五色沼。静寂そのものだ。
I氏のファインショットです。東山魁夷の絵のようです。
ダケカンバと白根山。
そして、弥陀が池へと下る。
弥陀が池のシラネアオイはまだ数輪しか花をつけていない。
やっと、10時間余にわたる錫が岳山行は終わった。菅沼登山口にて。
日光の深山を訪ねた山行は、疲労困憊の旅ではあったが、天気が回復してくれたし、
いい景色にも出会えたし、また、自分の体力にも、よき仲間たちにも全てに感謝である。
今回はこれでおしまい。
↓弊社のホームページも是非ご覧ください。
参加者7名(男4、女3)車2台 1台を丸沼に もう1台を菅沼登山口に。
朝、雨が降っていたが、誰からも中止にしようという声はなかったので、現地に向かう。
歩き始めて、間もなく雨は上がった。
登りは沢コースを行く。仁加又沢を登る。高度を上げていくと、沢は涸れ沢ではあるが
沢幅は狭くなり、傾斜はきつくなり、大きな浮石がゴロゴロしていて、スリル満点だった。
復路は、白錫尾根を縦走した。天気は回復してきて、眼下に中禅寺湖や社山を見下ろし、
男体山を見上げながら、青空の中の尾根歩きを楽しんだ。
北アルプスを歩いているような錯覚に陥る白根隠山も稜線は美しい。
約10時間の山行はかなりきつく、噂に違わず厳しい山である。
下山口でみんなでお互いの健脚を讃え合った。無事に帰還できたことに感謝して・・・
<コースタイム>
大谷4:30==丸沼スキー場P7:00・・・リフトおおひろ跡8:33・・・大広河原8:42
・・・丸沼発電所沈砂池9:10・・・水場分岐・・・錫が岳(2388m)12:00-30
・・・水場分岐・・・白檜岳(2394m)14:40・・・白根隠山15:21・・・
白根隠北峰・・・前白根分岐16:17・・・五色沼16:30・・・弥陀が池17:08
菅沼登山口18:15==(やしおの湯入浴)==大谷21:00
では、写真をどうぞ!!
コース概略。
雨の中をみんなうつむいて丸沼スキー場を出発。
1時間半でリフトおおひろに着く。ガスに霞む。
すぐ大広河原である。行く方向を確認して。
沢沿いの登山道を行きます。
さらに30分ほどして丸沼発電所沈砂池に着く。ここからは、沢沿いに登って行きます。
いくつかの(七つ?)堰堤を越え、
何度も渡渉を繰り返して登る。
涸れ沢の急登にかかる。
高度が上がってくると、涸れ沢となり、だんだんと沢幅も狭くなり、勾配もかなり急になってくる。
大きな浮石がゴロゴロしているので、危険だがスリル満点だ。
急な沢から樹林帯に抜け出して、みんな安堵の表情。
やっと錫が岳が見えてきた。
ダケカンバの新緑に癒され、藪漕ぎの疲れも吹き飛びそうだ。
錫が岳が近いし、晴れてきたのでみんなの表情も明るい。風が爽やかで気持ちがいい。
錫が岳山頂。登山口から、5時間でやっと着いた。
三等三角点がある。
昼食風景。山頂からの展望はない。
わずかに、中禅寺湖が見下ろせる程度である。突然、雲が切れてきた。
下山を始めてすぐに視界が拓けてきた。中禅寺湖が俯瞰できる。広大なスケールだ。
日光を裏から見ながら下る。
社山が端整な円錐形をなして美しい。
錫が岳を振り返る。どっしりとした大きな山だ。
進行方向には、白根隠山が見えてきた。
少し歩くと、ハクサンシャクナゲの群生に出会う。
蕾のうちは、ピンクが濃いが、満開になると薄いピンクというより白になる。丈が低くて可憐だ。
人は、美しいものを見ると笑顔になるんです。
低い藪は、歩きやすいのだが、スパッツのひもが引っ掛かるのと、時々、倒木が隠れているので危ない。
それにしてもいい天気だ。あまり暑くはないので助かる。
枯れ木の向こうに白根隠山がデンと聳える。
枯れ木の中を白檜山へ向かう。
枯れ木の森が続く。
緩やかな登りは疲れを癒してくれるようだ。
青空がうれしい。
錫が岳が遠くなってきた。
白檜山が優しく迎えてくれる。
平らな山頂である。一息入れて、
白根隠山に向かう。
藪ともお別れである。
北アルプスにも負けない景色である。
白錫尾根はいい稜線だ。後ろには白檜山がたおやかにたたずんでいる。
美しい稜線は歩いていて、ホントに気持ちがいい。
白根隠山山頂。みんなホッとしているのが表情からよくわかるでしょう。バックは白根山です。
もう7時間以上歩いてきて、これから3時間ぐらいで下山できるんだから・・・
白根山の岩肌までよく見えるでしょう。
さあ、絶景を見せてくれた白錫尾根も間もなく終わります。白根隠山北峰に向かいます。
白根隠山が見送ってくれる。また、必ず来るから待ってなよ!!
ダケカンバの新緑が山一面に萌えています。
深い青緑の五色沼が見えてきました。
雲間に社山が浮かんでいます。社山の向こうの雲の下には中禅寺湖が沈んでいます。
社山と男体山です。雲よ邪魔をしないでおくれ。
コバイケイソウが咲くころは、このアングルは素晴らしい写真となるでしょう。男体山とコバイケイソウ。
ダケカンバの林の中を五色沼に下ります。
避難小屋に着きました。当初の計画は、ここに1泊の予定でしたが・・・・
人懐こい鹿が近づいてくる・
瑠璃色の水を湛える五色沼。静寂そのものだ。
I氏のファインショットです。東山魁夷の絵のようです。
ダケカンバと白根山。
そして、弥陀が池へと下る。
弥陀が池のシラネアオイはまだ数輪しか花をつけていない。
やっと、10時間余にわたる錫が岳山行は終わった。菅沼登山口にて。
日光の深山を訪ねた山行は、疲労困憊の旅ではあったが、天気が回復してくれたし、
いい景色にも出会えたし、また、自分の体力にも、よき仲間たちにも全てに感謝である。
今回はこれでおしまい。
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