平成29年8月9日(水)~11日(金)
自主山行 参加者3名(男3) 車1台 ザック重量10kg
白馬大雪渓を登り、白馬三山、不帰のキレットさらに五竜岳まで縦走し
遠見尾根を下る構想であったのだが・・・・
大雪渓上部の橋が大雨で流失してしまい、通行止めとなり、白馬岳まで行くことができない。
仕方なく、八方に戻り、スキーの時の馴染みのヒュッテかもしかに泊まる。
2日目は、八方尾根を登り、五竜山荘に泊まる。
天気が良かったので、白馬三山、後立山の五竜岳や鹿島槍ヶ岳を眺めながらの山行を楽しむことが
できた。
今年は天気に恵まれない日が続き、晴れたのは1か月振りとのことである。ラッキーである。
3日目は、何にも見えないガスの中の遠見尾根をひたすら下った。
写真は、主に2日目と3日目をご覧いただきましょう。
<コースタイム>
1日目
宇都宮3:00==(北関東道・上信越道)長野IC6:00==五竜遠見駐車場7:00
==(タクシー)猿倉登山口8:00・・・白馬尻小屋9:40・・・大雪渓入口10:54・・・
猿倉登山口10:40==(バス)八方のヒュッテかもしか(泊)12:30
2日目
ヒュッテかもしか7:40・・白樺ゴンドラ7:55--八方池山荘8:15・・・八方山ケルン8:45
・・・八方ケルン9:05・・・第三ケルン9:15・・・唐松岳頂上山荘(2620m)11:20-50(昼食)
・・・牛首・・・大黒岳(2393m)13:12・・遠見尾根分岐14:19・・・五竜山荘(2490m)
3日目
山荘4:00・・・五竜岳(2814m)5:00・・・山荘6:00-7:07(朝食)・・・白岳(2541m)7:17
・・・西遠見8:17・・・大遠見(2106m)8:53・・・中遠見(2037m)9:32・・・
小遠見(2007m)・・・二ノ背 髪10:09・・・一ノ背 髪10:23・・・
テレキャビンアルプス平駅11:14ーー五竜遠見駐車車==十郎(温泉)==長野IC==宇都宮17:00
写真をどうぞ!!
1日目 雨のち曇り
白馬大雪渓入口。様子見をしているグループ。下山してくる人たち。我々も止む無く下山。
13時ごろヒュッテかもしかに到着。近くの温泉で汗を流す。
その後は、時間が充分あるので言わずと知れた大宴会。
大雪渓を登れなかったので、純米吟醸酒”大雪渓”で乾杯。
2日目 晴れのち曇り
ヒュッテかもしかを7時40分出発。白樺ゴンドラ乗り場は歩いて5分程度。
ゴンドラを下りると、白馬三山がお出迎え。右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。雲はあるものの天気は上々。
ゴンドラからリフトを乗り継ぐ。シモツケソウの群落。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳をバックに、いい表情。
雲海が遊ぶ。
後立山連峰の五竜岳、鹿島槍ヶ岳の稜線が美しい。五竜岳からの遠見尾根もきれいに見えている。
明日はあの稜線を下る。
白馬三山をアップで。計画では、昨日、白馬大雪渓を登り、白馬山荘に泊り、今頃白馬三山を踏破して、
天狗の大下り辺りを歩いていただろうに。
天気がいいだけに非常に残念である。しかし、これも自然のなせる業、致し方あるまい。
酔いどれ3人組。夕べの酒がまだ残っているって・・・・
八方山ケルンと奥に不帰のキレット。
八方山ケルンと五竜岳と鹿島槍ヶ岳。
数年前、八方尾根から後立山連峰を縦走した記憶が甦る。素晴らしい記憶に残る山行であり、
もう一度歩きたいコースである。
不帰キレットを眺めるS氏。どんな思いで見ているのだろうか。
八方山ケルンから20分程で、八方ケルンに着く。
雨飾山、火打山、妙高山、高妻山、戸隠山などが峰を連ねている。
八方池が眼下に見えてくる。奥に天狗岩、天狗の大下り、不帰の嶮Ⅰ峰、Ⅱ峰北、南、Ⅲ峰が
青空と白い雲を背景にクッキリ浮かんでいる。不帰のキレットも登る予定だったのに・・・
第3ケルンに至る。中央の丸山の奥に三角の山が小さく見えますがあれが唐松岳です。
第3ケルンを振り返る。雲海が絵のようだ。妙高山もきれい。
タカネマツムシソウ、ミヤマコゴメグサだ。
ウツボグサもあちこちに咲いている。
チングルマも咲いている。綿毛になったチングルマも散見された。
白馬三山がやや横並びになってきた。
唐松岳が大きくなってくる。
途中の雪渓で。お祈りしているのではありません。涼を求めて暑い顔を冷やしているのです。気持ちがいい。
雪渓を掘り起こすと真っ白なザラメ雪が出てきます。コンデンスミルクでいただきます。
雪遊びをして登ると程なく、唐松岳頂上山荘到着11時20分。八方山荘から約3時間。
(ちなみに昭文社のコースタイム4時間)。
昼食にする。
山荘から眺める唐松岳の美しいなだらかな稜線。
立山と剱岳。右に毛勝三山。迫力ある眺望にみな大満足。
昼休みをしたら、牛首の岩稜を越えて五竜岳に向かう。五竜岳の威風堂々たる雰囲気に圧倒される。
牛首が待ち構える。
クサリ場の険しい岩山だ。正面に五竜岳が聳える。
牛首山頂から、五竜岳への稜線を俯瞰する。結構、迫力がある。
岩稜帯を行く前の二人連れ。
牛首に立つI氏。楽しんでいますね。
牛首を下り終えホッとするS氏。
牛首を過ぎても岩稜帯のアップダウンは続く。
岩は楽しいもんだ。
登ると今度は、急な下りが待っている。
険しい稜線を行く。しかし、登山道を歩いてみれば特に何でもない。写真は恐怖心を煽るようだ。
ヤマハハコグサだ。
大黒岳。ピークを感じさせない山という感じ。
遠見尾根の分岐に出る。明日はここを下る。
分岐からすぐに五竜山荘に至る。
うめ~え。五竜山荘で早速乾杯。
残念ながら、ガスで展望はなし。しかし、ビールの味に変わりはなし。
ワインもウイスキーもあるよ。
五竜山荘の夕食はいつもカレーだとか。うまいのでお代わり。S氏は3杯お代わりしました。若さだね。
3日目 曇り
朝4時。山荘を出て五竜岳に登る。
月が朧に輝く。
山頂がその輪郭を現す。
山頂到着。小屋から1時間。
一瞬、ガスが流れて、遠見尾根が顔を出した。
何も見えないから、下山しよう。
途中、岩の向こうが明るくなった。黎明だ。
下山してくると明るくなってガスが一時的に消えた。山荘が良く見える。遠見尾根もクッキリ浮かぶ。
今下りてきた稜線もこの通り。五竜岳は見えない。あの山の向こうだ。
遠見尾根に雲海が渦巻く。
さあ、食事をして出発だ。青空も覗いている。
遠見尾根分岐からすぐに白岳山頂である。
雲の中の五竜岳が幻想的だ。
足元にはアキノキリンソウが咲いている。
これから下る遠見尾根に雲が湧く。
アズマギクも可憐。
ダケカンバの奇木。
今下りてきた稜線を振り返る。急斜面を下りてきたんだ。
縦走路が伸びる。
これから先は、ガスで何も見えないので、花を特集します。
ミヤマママコナ。
キンコウカ。
オオバギボウシ。
シモツケソウ。
ヤマルリトラノオ。一本の茎から数本の花が枝を伸ばしている。
ハクサンシャジン。
白馬植物園のシモツケソウの群落。
コマクサ。
タカネナデシコ。
ヒマラヤの青いケシ。
テレキャビンアルプス駅に着いた。
ゴンドラに乗って駐車場まで下りて、美味しい蕎麦を食べ、温泉に入り帰途に着いた。
今回はこれでおしまい。
↓弊社のホームページも是非ご覧ください。
自主山行 参加者3名(男3) 車1台 ザック重量10kg
白馬大雪渓を登り、白馬三山、不帰のキレットさらに五竜岳まで縦走し
遠見尾根を下る構想であったのだが・・・・
大雪渓上部の橋が大雨で流失してしまい、通行止めとなり、白馬岳まで行くことができない。
仕方なく、八方に戻り、スキーの時の馴染みのヒュッテかもしかに泊まる。
2日目は、八方尾根を登り、五竜山荘に泊まる。
天気が良かったので、白馬三山、後立山の五竜岳や鹿島槍ヶ岳を眺めながらの山行を楽しむことが
できた。
今年は天気に恵まれない日が続き、晴れたのは1か月振りとのことである。ラッキーである。
3日目は、何にも見えないガスの中の遠見尾根をひたすら下った。
写真は、主に2日目と3日目をご覧いただきましょう。
<コースタイム>
1日目
宇都宮3:00==(北関東道・上信越道)長野IC6:00==五竜遠見駐車場7:00
==(タクシー)猿倉登山口8:00・・・白馬尻小屋9:40・・・大雪渓入口10:54・・・
猿倉登山口10:40==(バス)八方のヒュッテかもしか(泊)12:30
2日目
ヒュッテかもしか7:40・・白樺ゴンドラ7:55--八方池山荘8:15・・・八方山ケルン8:45
・・・八方ケルン9:05・・・第三ケルン9:15・・・唐松岳頂上山荘(2620m)11:20-50(昼食)
・・・牛首・・・大黒岳(2393m)13:12・・遠見尾根分岐14:19・・・五竜山荘(2490m)
3日目
山荘4:00・・・五竜岳(2814m)5:00・・・山荘6:00-7:07(朝食)・・・白岳(2541m)7:17
・・・西遠見8:17・・・大遠見(2106m)8:53・・・中遠見(2037m)9:32・・・
小遠見(2007m)・・・二ノ背 髪10:09・・・一ノ背 髪10:23・・・
テレキャビンアルプス平駅11:14ーー五竜遠見駐車車==十郎(温泉)==長野IC==宇都宮17:00
写真をどうぞ!!
1日目 雨のち曇り
白馬大雪渓入口。様子見をしているグループ。下山してくる人たち。我々も止む無く下山。
13時ごろヒュッテかもしかに到着。近くの温泉で汗を流す。
その後は、時間が充分あるので言わずと知れた大宴会。
大雪渓を登れなかったので、純米吟醸酒”大雪渓”で乾杯。
2日目 晴れのち曇り
ヒュッテかもしかを7時40分出発。白樺ゴンドラ乗り場は歩いて5分程度。
ゴンドラを下りると、白馬三山がお出迎え。右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。雲はあるものの天気は上々。
ゴンドラからリフトを乗り継ぐ。シモツケソウの群落。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳をバックに、いい表情。
雲海が遊ぶ。
後立山連峰の五竜岳、鹿島槍ヶ岳の稜線が美しい。五竜岳からの遠見尾根もきれいに見えている。
明日はあの稜線を下る。
白馬三山をアップで。計画では、昨日、白馬大雪渓を登り、白馬山荘に泊り、今頃白馬三山を踏破して、
天狗の大下り辺りを歩いていただろうに。
天気がいいだけに非常に残念である。しかし、これも自然のなせる業、致し方あるまい。
酔いどれ3人組。夕べの酒がまだ残っているって・・・・
八方山ケルンと奥に不帰のキレット。
八方山ケルンと五竜岳と鹿島槍ヶ岳。
数年前、八方尾根から後立山連峰を縦走した記憶が甦る。素晴らしい記憶に残る山行であり、
もう一度歩きたいコースである。
不帰キレットを眺めるS氏。どんな思いで見ているのだろうか。
八方山ケルンから20分程で、八方ケルンに着く。
雨飾山、火打山、妙高山、高妻山、戸隠山などが峰を連ねている。
八方池が眼下に見えてくる。奥に天狗岩、天狗の大下り、不帰の嶮Ⅰ峰、Ⅱ峰北、南、Ⅲ峰が
青空と白い雲を背景にクッキリ浮かんでいる。不帰のキレットも登る予定だったのに・・・
第3ケルンに至る。中央の丸山の奥に三角の山が小さく見えますがあれが唐松岳です。
第3ケルンを振り返る。雲海が絵のようだ。妙高山もきれい。
タカネマツムシソウ、ミヤマコゴメグサだ。
ウツボグサもあちこちに咲いている。
チングルマも咲いている。綿毛になったチングルマも散見された。
白馬三山がやや横並びになってきた。
唐松岳が大きくなってくる。
途中の雪渓で。お祈りしているのではありません。涼を求めて暑い顔を冷やしているのです。気持ちがいい。
雪渓を掘り起こすと真っ白なザラメ雪が出てきます。コンデンスミルクでいただきます。
雪遊びをして登ると程なく、唐松岳頂上山荘到着11時20分。八方山荘から約3時間。
(ちなみに昭文社のコースタイム4時間)。
昼食にする。
山荘から眺める唐松岳の美しいなだらかな稜線。
立山と剱岳。右に毛勝三山。迫力ある眺望にみな大満足。
昼休みをしたら、牛首の岩稜を越えて五竜岳に向かう。五竜岳の威風堂々たる雰囲気に圧倒される。
牛首が待ち構える。
クサリ場の険しい岩山だ。正面に五竜岳が聳える。
牛首山頂から、五竜岳への稜線を俯瞰する。結構、迫力がある。
岩稜帯を行く前の二人連れ。
牛首に立つI氏。楽しんでいますね。
牛首を下り終えホッとするS氏。
牛首を過ぎても岩稜帯のアップダウンは続く。
岩は楽しいもんだ。
登ると今度は、急な下りが待っている。
険しい稜線を行く。しかし、登山道を歩いてみれば特に何でもない。写真は恐怖心を煽るようだ。
ヤマハハコグサだ。
大黒岳。ピークを感じさせない山という感じ。
遠見尾根の分岐に出る。明日はここを下る。
分岐からすぐに五竜山荘に至る。
うめ~え。五竜山荘で早速乾杯。
残念ながら、ガスで展望はなし。しかし、ビールの味に変わりはなし。
ワインもウイスキーもあるよ。
五竜山荘の夕食はいつもカレーだとか。うまいのでお代わり。S氏は3杯お代わりしました。若さだね。
3日目 曇り
朝4時。山荘を出て五竜岳に登る。
月が朧に輝く。
山頂がその輪郭を現す。
山頂到着。小屋から1時間。
一瞬、ガスが流れて、遠見尾根が顔を出した。
何も見えないから、下山しよう。
途中、岩の向こうが明るくなった。黎明だ。
下山してくると明るくなってガスが一時的に消えた。山荘が良く見える。遠見尾根もクッキリ浮かぶ。
今下りてきた稜線もこの通り。五竜岳は見えない。あの山の向こうだ。
遠見尾根に雲海が渦巻く。
さあ、食事をして出発だ。青空も覗いている。
遠見尾根分岐からすぐに白岳山頂である。
雲の中の五竜岳が幻想的だ。
足元にはアキノキリンソウが咲いている。
これから下る遠見尾根に雲が湧く。
アズマギクも可憐。
ダケカンバの奇木。
今下りてきた稜線を振り返る。急斜面を下りてきたんだ。
縦走路が伸びる。
これから先は、ガスで何も見えないので、花を特集します。
ミヤマママコナ。
キンコウカ。
オオバギボウシ。
シモツケソウ。
ヤマルリトラノオ。一本の茎から数本の花が枝を伸ばしている。
ハクサンシャジン。
白馬植物園のシモツケソウの群落。
コマクサ。
タカネナデシコ。
ヒマラヤの青いケシ。
テレキャビンアルプス駅に着いた。
ゴンドラに乗って駐車場まで下りて、美味しい蕎麦を食べ、温泉に入り帰途に着いた。
今回はこれでおしまい。
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