自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

白根山・・・雪山登山

2019年12月27日 | 日記

令和元年12月15日(日)曇り

宇都宮ハイキングクラブ定例山行(雪山研修)

参加者16名(男9、女6)車3台 ザック重量8㎏

 

恒例の白根山登山である。

今年は雪が少なそうなので、登るのには楽かもしれないが、

きれいな景色は見られないかもしれない。

菅沼登山口の駐車場に登山者の車は少ない。

取り敢えず登ってみましょう。

<行程表>所有時間:7時間30分、歩行時間6時間50ふ

城山(宇都宮)5:00==菅沼登山口7:00・・・弥陀が池9:40

・・・白根山山頂(2578m)11:40-12:00・・・弥陀が池12:30

・・・登山口14:30

 

では、写真をどうぞ!!

菅沼登山口駐車場。例年より車が少ないようだ。

さあ、出発だ。樹林帯を登る。

今年は雪が少ない。岩が顔を出して挨拶してくれている。

寒くもない。この辺りは雪が多いほうだ。

陽が差してきた。高度が上がってきたようだ。

クリスマスツリーにも雪があまり付いていない。

登山口から2時間40分で、弥陀が池に着いた。ここまで、アイゼンなしで登れた。

足への負担が少なくて助かった。

さあ、ここでアイゼンを装着する。

いよいよ、白根山へのアタック開始だ。

弥陀が池を過ぎると急登が始まる。本格的な山登りの始まりである。

急登が一段落すると登山道には土が出ている。今までにないことだ。

また、さらに厳しい急登が待っている。かなり苦しい場面だ。

やっとなだらかな道に出る。呼吸を整える。風がないので、寒くはない。

晴れていれば、燧ヶ岳がはっきり見えるのだが・・・・

霧氷を眺めながらゆっくり歩む。心地いい場面だ。

菅沼を見下ろす。水の色が曇り空を映してくすんでいる。

核心部に突入する。雪が少ないので、アイゼンの爪が岩に引っかかる。

大きな岩を乗り越える。

雪がホントに少ない。木の枝が隠れるくらい積もるのだが・・・

平らなところで、一休み。展望のいい所だが今日は絶景は見られない。

山頂手前のピークが見えてきた。

日光連山が大きく眼前に迫る。やはり、ほとんど雪はない。

手前のピークから山頂へアタック開始だ。いつもなら真っ白な雪が迎えてくれるのだが・・・

大きな岩を登り山頂へ。

15名中9名が山頂に登頂。(残り6名は直下のルンゼまで。)

雲海の向こうに左から富士山、南、中央、北アルプスが連なる。

山頂から下山し、コルを見上げる。多分、右下の大きな岩だと思うが、あそこからアイゼンの爪を岩に

引っ掛けて下の平らなところまで一回転して滑落してしまった。幸いに仲間が足を抑えてくれたことと

回転したので、背中から着地したので、平らなところに止まったのだろう。回転しなかったら、頭から

崖下にそのまま、10m以上転落してしまっただろう。即死か大怪我か考えただけでぞっとする出来事でした。

打ち身と3か所の擦り傷で済んだのでそのまま、難なく下山できた。ラッキーだった。

さらに、急な下りは続く。慎重に、慎重に下る。

さらに核心部が待っている。

核心部を過ぎて展望を楽しむ。日光連山と高原山。

中央に燧ヶ岳、左に至仏山。

駐車場近くの案内板の前で、お疲れ!!

 

雪が少なく、眺望にもあまり恵まれず、また滑落まで経験してこれがまた山なのだと

いう実感した山登りでした。

 

今年一年、小生の拙いブログにお付き合いいただきまして有難うございました。

来年もまた新しい発見を見つけて、ブログにてご紹介いたします。

皆様、よいお年をお迎えください。

 

今回はこれでおしまい。

 

 

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コメント
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