自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

白根山に登る

2021年07月24日 | 日記

令和3年7月18日(日)晴れのち雷雨

コロナ禍で山に行かずにゴルフばかりしていたので、

足がなまると思いちょっと重めなコース設定をした。

朝の内は、すこぶるいい天気で、しかも下界の気温は33度ぐらいの暑さ

なのに、さすが、山の上は涼しい。10度ぐらいは気温が低いのでは

ないだろうか。風も清々しいし、眺めも素晴らしい。

ところが、午後3時ごろに突然の雷雨に襲われた。土砂降りの雨。

少しの間、ダケカンバの下で雨宿りしていたが、止みそうもないので

雨の山行となってしまった。天気予報は、雷の予報は出ていなかったが

これも大自然のなす業、仕方あるまい。

 

<行程表>所要時間11時間9分 歩行時間9時間

宇都宮5:00==金精トンネル駐車場6:40-50・・・金精峠(2020m)7:20

・・・金精山(2244m)8:17・・・国境平8:46・・・五色山(2379m)9:28

・・・弥陀が池10:22・・・白根山山頂(2578m)12:00-40・・・

五色沼避難小屋13:37・・・五色沼14:20-40・・(雷雨)五色山・・・国境平

・・・金精山16:32・・・金精峠17:25・・・金精トンネル駐車場17:57

・・・宇都宮19:30

では、写真をどうぞ!!

行程図。

日曜日なので、金精トンネル駐車場は満車。

登山届を出して登山開始。

登山口から約30分で金精峠。

金精峠からの眺め。下界は気温が30度以上のようだが、こちらは涼しい。

金精山への岩場。

そして、ハシゴと標高差約220mの厳しい登りが続く。

峠から約1時間で金精山に。

あまり歩いていないので、”ハアハア”しながらやっとたどり着く。

金精山からの眺め。奥日光もすっかり夏の装いとなった。

シャクナゲを見ながら、国境平へ向かう。

金精山から約30分で国境平に着く。湯ノ湖方面への分岐でもある。

これから、五色山までは、樹林帯のきつい登りが始まる。

でも涼しいから助かる。樹林帯はさらに風も涼しい。

稜線に出る。同じ眺めであるが高度が上がって、目線が高くなってきている。

シャクナゲの群生地帯に出る。今頃、シャクナゲとは予想外である。

男体山とシャクナゲ。

日光連山を見ながら、快適な尾根歩きを楽しむ。

ようやく、五色山に着いた。疲れた!疲れた!!

五色山から五色沼と白根山を望む。絶景である。天気も申し分ない。

弥陀が池に向かう。芝居の緞帳のような五葉松に出会う。

そして、雪の重さに耐えるダケカンバを見ながら、下る。

五色山から約50分かかって弥陀が池に到着。時間を30分ぐらい読み違えた。

目指す白根山を見上げる。山頂は見えない。さあ、頑張るぞ!!

コバイケイソウがまだ蕾。しかし、たくさんのコバイケイソウが

鹿の食害にあって、茎の上の部分がなくなっている。

この写真でも、お分かりでしょう。食べられた所から、脇に新しい茎が

伸びています。

ハクサンチドリも咲いています。なだらかな花畑を進みます。

花畑が終わると急登が始まります。ここは、急登が一段落したところです。

 

しばし、なだらかな登りで、生き返ります。

すぐに、胸突き八丁が始まります。岩の上で写真を撮る人。

でも、振り返ると絶景が広がります。右から、弥陀が池、菅沼、丸沼。

11時を過ぎているので、下山者の行列です。白根山は大人気の山のようです。

山頂手前のピークが近くなってきました。

核心部にかかります。本当に辛いです。暑くないので大助かりです。

左奥が山頂です。たどり着けそうです。

素晴らしい眺めです。燧ヶ岳、至仏山、笠ヶ岳など山岳重畳。

中央の岩峰が山頂です。左の突起ではありません。

狭い山頂は、たくさんの人でごった返しています。

人がいなくなっと所を見計らってパチリ。

これより北には、この山より高い山はないそうです。

山頂から日光連山を望む。少し、雲が出てきました。

山頂から、少し下って、昼食です。絶景を見ながら、セブンイレブンの冷やし中華を

食べました。冷たくしておいたので、美味しかった。

下山です。五色沼に下ります。正面左手です。右手に行くとロープウエイ方面です。

約1時間で五色沼避難小屋に来ました。

避難小屋から約40分で五色沼です。水場で冷たい水をごくん、ごくん。

スポーツ飲料ばかり飲んでいると、水が欲しくなります。

これから、急登を登り五色山に向かいます。疲れているので辛いです。

急登の途中で顔を出した五色沼。癒されます。

少し登ったところで、突然の雷雨。豪雨に襲われました。

しばし、ダケカンバの下で、雨雲が通り過ぎるのを待ったが

止む気配がないので、雨中散歩としゃれこむ。暑いのでカッパは

着ないで濡れて歩いた。涼しくて快適。

金精山に着いた頃、やっと雨が上がった。雲海が出てきた。

陽射しが出てきた。こんな景色が見られて雨もいいもんだ。(負け惜しみです。)

金精山からの急な岩場を約1時間かけて慎重に下りてきたので

精神的にも肉体的にも披露困憊。

金精峠から登山口までがまたまた、急で難儀の連続。

やっと、無事ご帰還。ご苦労様。

所要時間約11時間、歩行時間約9時間でした。

 

絶景と雷雨という、まさに

自然の美しさと厳しさを改めて実感した天国と地獄の山旅でした。

 

今回はこれでおしまい。

 

 

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