自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

社山~黒檜岳を縦走

2016年05月07日 | 日記
平成28年5月1日(日)曇り


4月29日の至仏山が天候不良で中止になったので、

急遽、前からしたためていた本計画を決行する。

突然なので、同行者はいない。

社山は以前に登ったことはあるが、黒檜岳は初めてである。

深山のイメージがあるといわれるこの山に興味を持っていた。


ザック重量11kg、実質歩行時間8時間。


<コースタイム>

宇都宮自宅4:30==竜頭の滝駐車場6:00-15(自転車)ーー歌が浜駐車場6:45-50

・・・阿世潟(1270m)7:55・・・阿世潟峠8:15・・・社山(1827m)9:20-10:00

・・・黒檜岳(1976m)12:20-13:00・・・千手堂跡15:15・・・千手が浜15:30-40

・・・熊窪16:00・・・赤岩16:35・・・竜頭の滝駐車場17:05

==歌が浜駐車場(自転車回収)==自宅18:30



では、写真でご一緒しましょう。


竜頭の滝駐車場に車を置いて、歌が浜駐車場まで自転車で移動。

買ったばかりの折りたたみ式の自転車で30分。


歌が浜駐車場脇に駐輪。


歌が浜からの男体山はきれいだ。日光富士といわれたっけ。


向かう社山もいい形をしている。


マス釣りをしている人があちこちに腰まで水に浸かって奮闘している。

残念ながら釣れている様子はないが・・・


アカヤシオが満開だ。


男体山とアカヤシオ。


輝く湖畔に咲くアカヤシオ。


社山とアカヤシオ。


35分ほどで半月峠分岐に出る。


さらに湖畔を行く。静かで爽やかで快適だ。


約1時間で阿世潟に着く。ここからいよいよ登山道に入る。


登ること20分で阿世潟峠である。展望が拓けてくる。


社山への稜線が美しい。


まだこの辺のアカヤシオは初々しい蕾だ。


青い男体山とほの白い中禅寺湖の水が神秘的だ。


社山への登山道が伸びる。


さっきからだと随分、位置が変わってきている。ぐるっと回ったという感じがよく出ている。


社山到着。歌が浜から2時間30分。


山頂から少し先に展望のいい場所がある。ここで休憩して出かけようとしたら

足尾方面から、見慣れた人が登ってきた。Oさんではないか。


という訳で、二人で黒檜岳に登ることになった。彼は、黒檜岳から太平山経由でテント泊して

足尾に戻るという。


社山から黒檜岳へは、右側のちょっと分かりにくい樹林帯を下っていく。

すると、きれいな稜線が待っている。2時間20分のこの尾根歩きを楽しむことになる。


”あれが、俺が今朝登ってきた足尾からの稜線だ”すーと伸びた稜線を指さして彼は言った。


獣道を藪漕ぎしながら登る。


振り返ると男体山が違った顔を見せる。人呼んで”オッパイ山”というそうだ。

安達太良山の乳首にはかなわないかナ~。


無数の獣道が走る。恐らく鹿だろう。糞もたくさん落ちているから。


藪の急登は疲れる。


樹林帯に入る。迷いやすいので、しっかりと目印を頼りに進んで行くと、


黒檜山に到着。展望は全くなし。従って感動も湧かない。昼食とする。


人懐こい鹿がお出迎いである。食べ物をねだるような目つきである。


樹林帯を下山すること1時間20分程で千手堂跡に着く。


すぐ目の前に中禅寺湖が広がる。千手が浜である。


熊窪を通り、赤岩に向かう。アカヤシオが楽しみである。


赤岩付近はアカヤシオの宝庫である。


しだれ桃のようなまばらな花のつき具合に風情がある。


赤岩を取り囲んで咲くアカヤシオも見ごたえがある。


湖との取り合わせも乙。晴れていればなおきれいなのだろうが・・・


菖蒲が浜から竜頭の滝に戻ってきた。このあたりのツツジはまだ蕾が固い。



黒檜山から下山中、一度道迷いをして30~40分時間をロスしてしまった。

急な下りを下りて行くと、目印が消えてさらに急な下りに差し掛かったので、

急いで登り返したのだが、その登りのきついこと、きついことホントに参った。

目印を見つけてホットしたもんだ。


深山の尾根歩きと満開のアカヤシオを楽しんだ山旅でした。


今回はこれでおしまい。


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コメント (1)
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