やまびこ農場ブログ~北沢ニジマスセンター・食べ物工房旬~

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春浅きニジマスの里

2008-03-28 20:36:24 | Weblog
春は名のみの風の寒さや

ニジマスの里にもクロッカスが咲き、スイセンが咲き梅が咲きました。
けれども鶯の声はまだです。
この前、少し鳴きましたが、本当に春は名のみとばかりに、
黙ってしまいました。

谷の風はまだまだ冷たく、暖かい日の後は特に身にしみます。
しかし、池の日の光は、きらきらと輝きだして、
ニジマスとイワナの食欲も増してきました。

陽だまりのイヌフグリは、満開です。
そして、イヌフグリの親分も咲き出しました。

それは、わすれなぐさ。庭が、青いベールで包まれるのももうすぐです。


イワナはカエルを食べるか?

2008-03-06 23:42:52 | Weblog
北沢ニジマスの里には、岩魚がいます。
背中に斑点があり、腹のほうは、白い光沢がきれいな魚です。

池で飼っている時は、魚粉を主体とした配合飼料をえさとして与えます。
元々は、肉食ですから、水生昆虫や木から落ちてきた虫などを食べています。
なかなか獰猛で、えさをめぐってけんかをします。

さて、ここには、カエルがたくさんいて、イワナの池に流されてきます。
池に入ると、カエルは自分では出ることができません。そのうちに、力尽きて死んでしまうのですが、
その前に、岩魚に食べられてしますことがあります。

今日は、カエルの白い腹が見えたので、すくいあげようとしたら、何か様子が
変です。

よくみたら、カエルの片方の足をイワナがくわえていて、はなそうとしません。
カエルの足が溶けてしまうまで、イワナがくわえています。

イワナは共食いも良くします。
イワナの口から、食べたいわなの尻尾が、見えることもあり、現行犯です。

イワナに比べ、ヤマメは上品です。
下に落ちたえさは、イワナが食べてしまうので、、イワナの成長が早いです。
ヤマメも肉食ですが、カエルを食べているのは見たことがありません。

なんにせよ、池の中のイワナ、ヤマメはきれいな生き物です。
こんな生物が自然の中の川にいたらもっときれいだろうと思います。

そんなことを思いながら、今日は池の周りの芝張です。

そのうちきれいな芝生ができるでしょう。

では、また

トンビとヒバリとセキレイとカラスとヒヨドリと

2008-03-04 22:47:28 | Weblog
やまびこ農場では、ただいま春の作付けの真っ最中です。
この時期に、色々な作物を作付けないと一年中何もなくなってしまうことになります。

やまびこ農場では、ジャガイモとサトイモの時期にあたっています。
種をまく前に、畑を耕したり、するのですが、一番肝心なことは、
圃場(畑や田んぼのこと)に、堆肥をまくことです。

堆肥は「牛糞」と「鶏糞」です。
少々においますが、これをトラクター畑に入れ、さらに散らしていきます。
最後はむら直していって、人間がフォークと言う道具を使って散らしていきます。
そして、次のトラクターで、畑を起こして、堆肥をすきこんできます。
堆肥をすきこんだ畑や田んぼは、ロータリーと言う道具できれいに表面の耕土が耕されて、ようやく種まきとなります。

今日はいい天気で、堆肥を散らしていると、汗ばんできて、服を脱いでの作業です。
美空には、ヒバリがさえずっていて、突然そのヒバリが歌をやめたかと思うと、
堆肥のまかれた畑に急降下。

気がつけば
ヒバリに限らず、セキレイが何十匹。
カラスは人間を警戒して二羽ほど。
そのうちに大きなトンビが二羽降りてきました。

ここは那珂川の河川の近くなので、えさの魚がたくさんいるので、トンビがいます。
でも、見渡すと、大きな木は、なくなってきているので、どこでねぐらを見つけているのかちょっと心配です。

農業は木を切り倒して、耕地を作らなければできない仕事ですけど、トンビの住みかになる木を残してやりたいと思いますけど。
それは、人間が面倒くさがらないで、トンビの住処として残してやればいいことだと思うのですが。

そんなことを考えながらして、疲れたけど、いい気持ちですよ。
皆さんも農業しませんか。
やまびこ農場に来ればできますよ。

では、また




クロッカスにミツバチ

2008-03-03 23:02:41 | Weblog
少しだけ暖かくなった日、黄色いクロッカスが庭に二番目に咲きました。
一番目はもちろん「いぬふぐり」です。 

ニジマスの里の食堂のベランダの下の一番暖かいところに植えてあるので、
寒くても咲いてます。
黄色い色がとてもあたたく感じます。

そのクロッカスの花にミツバチが逆さになって、もぐりこんでいます。
蜜と、花粉を早速探しに来たのでしょう。

一日でも早くえさを探さないことにはと、ミツバチは元気のものから、巣の外に出ています。
蜜は、食べ物として、花粉は、幼虫のえさになります。
女王蜂が、そろそろ、たまごをうみはじめますから。

ところで、今の時期に巣の中には、雄蜂は一匹もいないんですよ。
冬を乗り切るために、雄蜂は、働き蜂に、巣の外に追い出されてしまい、全部死んでしまうのです。

なかなか過酷で、冬の初めに、嫌がる雄蜂を、働き蜂はよってたかって、外に、引きずり出して中に入れません。

春になって、女王蜂は、雄蜂の卵を生み出すのです。

ミツバチのえさが豊富にあるように花の咲く植物を植えています。
今日はスイセンを200球ほど植えました。

しかし、広いニジマスの里は、どこに植えたかわからないのです。

Will you help me?