こんにちは、皆様
すっかり、ブログがおろそかな今日この頃。
毎年忙しい時期に変わりはないのに、ブログをアップできる年と出来ない年がある。
なぜだろうか。
心意気の問題なのだろうか。
と、考えながら今日も田植えに向かっています。
ここ、茨城県常陸太田市は水田が非常に多い。
田植えのピークはゴールデンウィークです
昔に比べ、区画整備がされ水田の道路や水路がずいぶん整備されました。
それでもまだ不便な場所は多々ありますが。
今日はその不便さを紹介します。
【不便その①】
軽トラックすらもすれ違うことの出来ない田んぼ道。軽トラック一台がやっと通ることの出来る道。
対向車が来たらどうするかと言うと、ガン飛ばして「おら、お前がバックして道譲れや。」と祈る。
私の運転技術では、何十メートル後ろにバックして道を譲るなんて無理です。
そのまま、ぬかるみにはまって田んぼに落ちます。
そしてその日の仕事は出来ませんからね
【不便その②】
用水路に水がなくて、水田に水が入らない。
昔から水田に水が入るか入らないかは、命がけの戦いになるほどシビアなものでした。
現代はこの戦いはなくなったのか?といいますと、それは違います。
稲栽培をしている人はみんな戦っています。
今はパイプライン(蛇口をひねると水が出る)という場所もありますが、まだまだ用水路が多いです。
用水路は自然の流れで田に水を引きます。
水には、水上と水下があり、当然水上は水が多く流れ、水下には水が流れてきません。
やまびこ農場の水上の田は水が溢れて稲がワカメになり、水下の田は水がなくていつ田植えが出来るんでしょって感じ。
そんな状態で黙っていられません
水の調整は稲のすべてですから、私たちも負けじと参戦します。
用水路を永延と水上にのぼり、水をせき止めて我田引水している場所があったら、その土嚢を水路からかっぽり出し水を流します。
これで田に水が入ると思いほっと一息。
でも、次の日行くとまた土嚢は同じ場所で水をせき止めています。
毎年、毎日、ずっとこれをやってるんですよ。稲作農家バンザイ
まだまだ、なんだこれ?と言うことが沢山あるのですが、今日はこの辺で。
追々アップしますね
そうそう、稲も忙しいけど、ジャガイモもなかなか忙しいよ。
今年は、作付時期に雨が多くて遅れ気味だけど、無事に芽が出たよ。
来月末には収穫が始まります
収穫作業をお手伝いしてもらうスタッフさんを大大募集しています。
ボラバイ経由・WWOOF経由・直接メール問い合わせで募集しています。
正直、人手不足なので我こそはこの変わった農場に行ってみようと思う読者のあなた
ぜひ来てね。
宿泊所完備だから、元気な体と心、お着替え、携帯電話くらいでポイと飛び込んできてOKです。
食事もこちらで準備します。もちろんジャガイモ料理です。
仕事は超大変だから、絶対忘れない思い出と、強靭な体力と精神がつくこと間違いなし。
とって食われることはないよ。
私は毎年やってるからね