ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

偶然、馬毛島を撮り、必然、伊江島を撮った(20210704)

2021年07月09日 | 米軍/自衛隊

2021年7月4日(日)晴 未だ梅雨空の広島空港から(11:25)、梅雨明けした那覇空港に飛んだ(13:10)。

疲れて寝ていた。

ふと外を見たらこれだ。大急ぎでカメラを出した。

紛れもなく馬毛島(まげしま)だ。しかし窓ガラスに結露があって見にくい。12:06

南北に約4000m。8.4平方キロの今は無人島だ。ここを米日政府は空母艦載機の離発着訓練場として、自衛隊の各種訓練場として入手し、環境影響評価にとり掛っている。後方の種子島の西の表市の反対を押しつぶしながら、強行しようとしている。

 彼らの狙いは、全島の軍事演習場化であり、「琉球諸島防衛」の兵站と出撃を共に担いうる軍事基地化を図ろうとしている。ここが、極めて重要度の高い基地の島にされていけば、沖縄島等の琉球諸島の軍事化を後押しし、総じて対中最前線に押し上げていくことになるだろう。この島の動きに目を離してはダメだ。

 この馬毛島に私が気がついたのは、ふっと見たらそこにあったのだ。だとしたら、この航路の先に伊江島が見えてくるだろう。よし構えて待つか。

色々眼下に見えているのだが、意外と分からない。きちんと全島調査しないとならないな。12:44

それにしても島の上に雲が。地表は熱いと言うことだろう。12:44

近頃温暖化が叫ばれるが、地表の裸地・コンクリート化が大きく気温を上げているに違いない。木があれば涼しい風が吹くことは誰でも承知しているだろう。

出た!伊江島。12:45 奥の小島は水納島。

 滑走路が3本とF-35Bの離発場とオスプレイの着陸帯。高度が下がってきたので、結露が消えた。せんめいな視界だ。

 

かなり横に並んだ。奥は本部半島だ。右の島は瀬底島。12:47

奥の滑走路は県営だが、他の2本は米軍。12:47 島の約3分の1が米軍に提供されている。3本の滑走路は、約1600m-1700m。島の中からこうは見えないので、貴重な映像になった。

那覇空港に着いた(着陸)のは13時丁度だった。改めて考えると馬毛島から54分だった。約630km。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。