ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

帰ってきました(20221117)

2022年11月17日 | 余談タイムス

 本日19時頃帰宅。11月16日、17日とショート・トリップ(小旅行)にでていました。遺憾ながら大きな成果をあげることはできなかった。しかし行って無駄ではなかった。これは、はっきりしている。お食事をだしていただいたのですが、菜食中心。島豆腐の料理法だとか、和え物だとか。食べながら考えた。私も採用したいと思いました。沖縄には食べられる雑草多いんです。これは研究課題だと再認識。安くて美味しければ、最高です。

 話は変わるが、民族によって、何故こうも文化が違うのだろう。音楽、服飾、芸能、住まい方、言葉、なにもかも。文字通り多様性にあふれているのに、おかしいよね。自民族優先主義やら他民族蔑視の計らいがばかげている。文化が違うことは一つの可能性であるはずなのに、差別化していく奢り。差別化される、劣等意識。お互いを認め合える意識を作り上げられなければ、「強者」が勝つ。文化と政治・軍事は表裏一体です。

 150年前の日本は欧米列強への卑下と、だからこそ近代化を推し量り、あっという間に軍事化を図った。近代化=軍事化でした。アイヌや琉球、朝鮮や中国の文化を蹴倒し、我こそは、とえばって見せた。朝鮮や中国の文化なしに日本の文化を語れるのかと私は思う。漢字を、使っていますが、これは中国文化だよね。朝鮮文化で言えば、白磁。仏教だって、朝鮮や中国との関係抜きにありません。

 認めあったら、戦争できないから、認めなかった。土台が180度大逆転している。「優秀な民族」とは戦争が好きな民族。小さな違いに拍手しながら、「我が民族は」とぶちあげるやりかた。「ハイル!ヒットラー」と言わされたナチスドイツの時代。でもまった! 我が民族は未だに「天皇陛下」だ。最大の尊敬語を必ずつける習わしだ。尊敬語というのはやや正しくない。「臣民」は天皇に付き従う者だというさげすみが入っている。アバウト、「ハイル!天皇」(天皇陛下万歳)なのだ。

 そんな難しい話はまたにするが、文化を尊重する、多様性を認め合うとは、優劣をつけないことだし、暴力で決着をはからないことの重大性の認識をお互いに広げていきたいものだ。人間は戦争をなくせるのか、最大の課題が私たちの前に急浮上してきている。戦争をなくすためには、外交努力が欠かせないが、その中にお互いの文化を認め合うことが欠かせない。

 しかし今、戦争準備が進められている。中国を敵だと打ち崩す動きは、強まり、米日共同演習が始まっている。恐ろしい事態だが、傍観しているわけにはいかない。インド・太平洋共同・統合軍というが、私は戦争万歳共同軍はいらない!

 これは今回のショートトリップからえた教訓かも知れない。あぁ、眠い!



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