今日2024年11月15日(金)は朝から悪天候が予想されたので、現場取材の予定を取りやめた。この隙にたまった資料等の整理をやろうと思ったのだ。ところが、朝一からメール等が使えない。起動しないのだ。インターネットは使用可なのに、なぜだ? 結局、メールアプリの会社によるトラブルだった。私が事前に対応しておけば、こうはならなかったはずだ。パソコンの販売会社に電話して、修正いただいた。もう辺りは真っ暗になっていた。
そんな合間に、撮影の依頼を受けた件でネット検索していた。突然、警告音が鳴り出し、「悪質なウィルスに汚染されている」と、マイクロソフト社窓口と称する連絡先が出てきて、「電話しろ」と。動転したね。弱り目に祟り目だ。その画面を消せず、つい電話してしまった。
電話番号は、050(5050)1××3だ。男の声で、マイクロソフトの誰々だと語り、パソコンの操作を指示してきた。1回目の指示は私のパソコンとミスマッチだったらしい。2つめの指示で、氏名欄やデータを入れる画面が出てきた。これはこちらのデータの乗っ取りだろう。その男の対応も急いた感じがしており、怪しいと思い、私は一方的に切った。アブねぇ!
切った後、落ち着いたら、警告画面を消すことができた。ネット検索でその電話番号を調べたが「露骨に怪しい電話」だとの情報は見当たらない。しかし「マイクロソフト・警告」で検索したら、その手口が、出ていた。なかでも独立行政法人「情報処理推進機構」の注意の指摘が適切のようだ。またマイクロソフト社によれば、そんな「警告」表示を出していないとあり、全部偽者だと。また警察庁も同様な警戒を呼びかけている。いずれも慌てて電話するんじゃないとある。ご用心。
不用意なネット検索で、こうなるとは…。地雷を踏んだようなものだ。また、今回難を逃れたのは、私の耳が遠く(音質によって)、相手の指示を聞き取れず、もたもたしていたことが、結果的に助かったのだ。変だなと考える時間を引き寄せることができた。
今回は焦りました。こうした悪質な手口は後をたたないが、「君のデータを全部覗いている。エロ動画をみているだろう」とか、知られたくなければ金をよこせなんてものもあった。こういうとき、10のうち、1でもあれば、明快に反論しにくく、「やばいかな」と思いかねない。しかし私は1もないのだ。だから記憶違いとか、忘れたとかもない。「おまえが嘘つきだ」と、強気で対応できる。
弱みになるようなことは、もたない。しない。これだな。怪しい情報は、とことん疑うしかない。世の中、インターネット時代だから、ほんまに便利なものの裏側にやばいものがこびりついている。気をつけたい。
一方、メールの送受信はまだ不通(一部)。明日に持ち越しだ。困ったな。私がEメールを見るのは明日以降になるだろう。