ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

雨の辺野古集中行動に行ってきた(20221203ー➁)

2022年12月04日 | 辺野古・大浦湾

2022年12月3日(土)雨 うっかりと雨具を忘れた。うっかりと1時間も早く行ってしまった。後者は怪我の功名もあるが、前者は濡れ濡れ。

①座り込み3071日目か。まだ雨は降っていなかった。10:05

➁今日の宣伝カー。10:57

私が撮ったのは、横断幕を広げておく棒の止め具。虎棒に旗の棒を差し込んでいる。賢い。

③雨が降り始めた。

大型軍用トラックが轟音と共に2台並んで出た。10:58

私はちょいと遅かった。左の看板と右の人を視界からカットできず。

④辺野古の歌姫たちが、開会前に「今こそ立ち上がろう!」を歌う。10:58

最後の、「オウ!」の瞬間を待ち構えていたら、隣でスマホで撮っていた男が、突然飛び出して、画面を塞いだ。この野郎!!

彼の写真をあげてやろうと思ったが、免除します。どうか周囲を見て動いてください。「オウ!」の瞬間は、はずせないからね。(外されたYからの警告)

オール沖縄会議の高里鈴代さん(上記中央の女性)が開会挨拶。諦めずに頑張りましょうと。

辺野古新基地建設の断念を求める請願署名のお願い | オール沖縄会議 公式ウェブサイト | 沖縄の基地問題について知ってほしい。 私たちは「オール沖縄会議」です。

辺野古新基地建設の断念を求める請願署名のお願い | オール沖縄会議 公式ウェブサイト | 沖縄の基地問題について知ってほしい。 私たちは「オール沖縄会議」です。

オール沖縄会議 公式ウェブサイト | 沖縄の基地問題について知ってほしい。 私たちは「オール沖縄会議」です。

 

「辺野古新基地建設断念を求める署名」を訴えていた。

⑤雨が降り出し、濡れてきた。このピース旗は黒の多様性の旗? 風に揺れると多様性が増幅していいね。11:09

黒はアナーキストを象徴する。性的多様性もある意味、アナーキー。個と連帯。

⑥国会議員を代表して伊波洋一参議院議員が挨拶。簡単な挨拶だった。赤嶺政賢衆議院議員、高良哲美参議院議員も参加。11:09

⑦県議会議員を代表して、渡久地修(共産党)さんが発言。11:12

工事を巡る(第4ゲート際も含む)状況、「専守防衛」の国家の形丸ごと転換などの国政の動き(「ミサイル抑止論」「島嶼防衛計画」の中での新基地建設だと)を批判。正面を向いている。

⑧旗の影(右奥)に見えているのは何だ?! 右から軍警のガードマン。テイケイのガードマン、米兵。多分MPだろう。MPのパトカーもしばらく近くに居た。11:16

⑨本部島ぐるみ会議の仲宗根須磨子本部町議が11月21日、22日に行われた「塩川デイ」の成果と課題を提起。多数集まったが、翌日からは人が少なかったと。共に工事を止めようと訴えた。

私は22日に参加・撮影(既報)。11:17

⑩道の反対側(基地側)にも参加者と横断幕が並んでいる。11:20

⑪八重瀬島ぐるみ会議の事務局長が報告。11:23

彼は塩川デイの行動やうるま市での「ミサイル配備から命を守る市民の会」のことまで述べ、共に闘う意義を強調。

島ぐるみ会議那覇市民の会も発言。

反ピーフォスの取り組みをしている桜井国俊沖縄大学名誉教授は、全国的に広がりだしたこの問題の深刻さと普遍性を報告し問題提起。

⑫その「ミサイル配備から命を守る市民の会」共同代表の照屋大河(県議)さんが報告。11:34

11月28日の結成総会を受け、これから取り組みを深めていくと。

⑬日米交流を進めている吉川秀樹だんが報告。彼らは書簡を送り、米国の政官界、自然保護団体、州議会議員などと連携を深めていると。彼らもこの問題を座視できないのは、自然保護などの国際的な基準があるからだと。それは軍事問題であれ、日米関係であれ、無視できないはずだとも。11:38

ささやかな取り組みではあるが、極めて重要な分断を超えていく要素になり得るかも知れない。もっと詳しく知りたかったし、形にすべき課題だろう。

⑭吉川さん。11:39

本日は、第4ゲートを巡る突っ込んだ取り組みの提起がなかったのは残念だったが、上記の通り、関連した取り組みを一致してやっていく問題の広がりとつながりが見えた集まりとなった。

⑮ゲート前テントの上は。11:46

マクマオウ(奥)と広葉樹の葉。カメラを上に向けるとやばいのだが、地味に美しい。このマクマオウの幹は直径50cm以上ある巨木に成長している。50cm分の平和かな。植物も生きていれば、私たちも生きている。殺すな!

トリはゲート前を代表して山城博治さんが立つ。第4ゲート付近の工事に触れ、何も説明されないまま工事が進んでおり、弾薬庫の増強等に至るだろうと報告。この基地建設も対中戦争の一角に据えられ、沖縄を戦場として国が差し出そうとしていることに怒りの丈を現わしていた。

⑯最後は糸数慶子元参議院議員が団結頑張ろう! テント内とのエールの交換。12:00

吉川さんが私を傘さしてくれていました。ありがとう。ささやかな連帯の心が大きな道を切り開いていくのかもしれない。

 

 

 

 



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