おはようございます。2023年12月12日(火)曇 暖かい(室内でTシャツ一枚です/暖房なし)
12月10日の「喜瀬武原コンサート」の取材で疲れ、今日もだらだらしています。いや、諸事情で休養中。それにしても岸田政権の屋台骨だった自民党安倍派の「裏金疑惑」が大問題になってきた。裏金とは政治資金の帳簿に載らないお金です。不分明なお金の流れがある。松野官房長官が更迭されるとか、安倍派15名が疑惑をかけられているとか。いつものことだと私たちは済ましては居られない。
こうした政治資金を巡る裏に政治家と財界・業界の繋がりがあることは常識です。こうした「裏金」の裏に私たちは目を向け、口を突っ込むべきでしょう。沖縄からは遠すぎて、よくわかりませんが。2022年12月の「安保3文書」は米日同盟と軍事業界の大躍進から出てきた話です。政治の裏金には、自民党とこうした業界の癒着があることは、言を俟ちません。パーティ券を業界人が買うのは、買えば、政治家は一肌脱ぐという構図ができあがっているからであり、1枚2万円の、トータル何千万単位の裏金の問題に留まりません。彼らの日常的な飲み食いが軍事業界や原発業界に還流しており、結果としてこの国の政治を仕切っているのです。「飲み食い」(を巡るお金)が国会の力を抑え込んでいるとしたら、トンデモナイ話しです。
安倍派が大きくなりすぎ、それを統制できるリーダーが不在になったから、ここでお灸を据え、次の政治基盤を創リ直すのが、今度の裏金疑惑の本筋でしょう。だから民衆は、こうした「裏金」の裏に着目し、そこを抉らなければ、私はダメだろうと思います。野党は分かっていますか?! 反応が遅すぎます。
戦争とは人殺しと自然破壊です。そして「文明」が「文明」を破壊していく。その裏で儲かる仕組みがある限り、戦争と、軍隊・軍需産業はなくなりません。政治はごく一部の連中の益々儲けのネタとしてしか機能しなくなる。これを打ち破る政治を作らなければ、私たちは生きていけなくなる。これはれいわ新選組が唱える「消費税の廃止による経済の復権」もありましょう。その奥に何を見据えて行くのか。大いに議論しなければなりません。沖縄から発信すべき事もあるはずです。人々が主人公の政治への第一歩に如何にしたら前進できるのか。
野党は今こそ、自民党の「裏金」づくりの背後に隠されてきた利権政治の追及を正面にかかげてください。ここと米国は間違いなく繋がっているはずです。政治とは私たちが生きる為の手段であるはずです。だからこそ金で団結できる自民党を倒すことは困難です。金銭の利害での一致を超える政治を営めない限り、私たちは、生き延びることはできないでしょう。
分からないことだらけですが、私たちは着実に自分に問う姿勢が大切です。そして政治を問うていきましょう。