2022年11月20日(日)晴れ
さすがに日曜日の始発便は速かった。赤嶺十字路(うるま市)に7:40分に着いた。ここから徒歩1時間余りで行ければ、間に合うかも知れないと思ったが、いささか甘かった。
9時前に中城湾港に入り、先を急ぐ。
しかし西埠頭の半ばで
①私を追い越していく自衛隊の車両。9:11
「岐基」とあるではないか!「13高射-1」とも。車体はPAC3の射撃管制装置だろう。意表を突かれた私。11月8日の逆パターンでは、陸海空の日米調整指揮所の関係が多かったときいていたのに、何!
➁3両目が通過。私が歩いている歩道は草ボーボーで見にくい、撮りにくい。9:13
しょうがない。走れ!
③第4ゲートに到着。9:21
警察と、港湾組合管理者(?)が居る。
④警察官に押さえられつつも抗議している女性。9:22
よっしゃ!撮ります。
⑤自衛隊の車両と、警察の押さえつけに反発しつつ抗議する人たち。マスコミもいる。9:23
⑥敢えて書く。自衛隊の車両には、前部と後部に所属が記載されている。「岐基」=航空自衛隊の中部航空隊(岐阜)各務原(かがみはら)基地だ。第4高射群の「13高隊-2」は第13高射隊第2中隊だ。ここをみてくださいね。9:23
対中戦争の演習は、もはやアドバルーンを上げる段階から具体的な共同統合作戦に入っているのだから、「自衛隊一般」の認識ではまったく不十分だと私は考えている。
⑦私は抗議行動を撮りながらも、車両を識別できるようなアングルを可能な限り狙う。9:23
⑧9:23 「中城湾港の使用をやめろ」の男性と「基地はいらない」の女性をぱっと、バッチリ撮る。
⑨次々と入る。だからこそ抗議者に張り付く私。しかし車を画面に入れないと意味が半減してしまうので、間隔の取り方が難しい。9:23
寝不足で頭は回っていないが、体は動いている。
⑩9:23
⑪9:23 もう少し人が居れば、もっと踏み込んだ抗議ができるのだが、この人数でこれ以上やるのは危険だ。
⑫9:24 港のライン手前ギリギリでの攻防。
⑬9:24
⑭9:24 カーキ色の隊員は陸自中央輸送隊。
⑮9:24 「母ちゃんは殺させないぞ」が悲憤を感じる。
しかしこの部隊を、何者だかわかっているのだろうか。対空ミサイルで嘉手納基地や普天間基地、那覇基地等の防空部隊だ。それが岐阜県からの応援部隊であるところに、事態の切迫感があるのだ。沖縄島にも同様の防空部隊があるが、これを補充するものだ。
私は今日という日まで、こうした増援部隊が来るとは知りませんでした。
⑯果敢に抗議しているのだが、警官3名に抑えられては、如何ともしがたい。9:24
⑰9:24 すべて13高射隊だ。
⑱このブルーは「13高射隊-3」第3中隊も居るようだ。第3中隊長などの将校の車だろう。
車列が入り、私は後方ハッチが見える前方に移動。
⑲RORO船「白鴎」の脇にレッカー車だ。隊員は航空自衛隊の戦闘服。9:29
陸海空等の統合演習だったことが窺える一コマだ。
(続く)