ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補足】中城湾港で、面食らったが、撮るっきゃない!(20221120-①)

2022年11月21日 | 対中共同統合演習

2022年11月20日(日)晴れ 

 さすがに日曜日の始発便は速かった。赤嶺十字路(うるま市)に7:40分に着いた。ここから徒歩1時間余りで行ければ、間に合うかも知れないと思ったが、いささか甘かった。

9時前に中城湾港に入り、先を急ぐ。

しかし西埠頭の半ばで

①私を追い越していく自衛隊の車両。9:11

「岐基」とあるではないか!「13高射-1」とも。車体はPAC3の射撃管制装置だろう。意表を突かれた私。11月8日の逆パターンでは、陸海空の日米調整指揮所の関係が多かったときいていたのに、何!

➁3両目が通過。私が歩いている歩道は草ボーボーで見にくい、撮りにくい。9:13

しょうがない。走れ!

③第4ゲートに到着。9:21

警察と、港湾組合管理者(?)が居る。

④警察官に押さえられつつも抗議している女性。9:22

よっしゃ!撮ります。

⑤自衛隊の車両と、警察の押さえつけに反発しつつ抗議する人たち。マスコミもいる。9:23

⑥敢えて書く。自衛隊の車両には、前部と後部に所属が記載されている。「岐基」=航空自衛隊の中部航空隊(岐阜)各務原(かがみはら)基地だ。第4高射群の「13高隊-2」は第13高射隊第2中隊だ。ここをみてくださいね。9:23

対中戦争の演習は、もはやアドバルーンを上げる段階から具体的な共同統合作戦に入っているのだから、「自衛隊一般」の認識ではまったく不十分だと私は考えている。

⑦私は抗議行動を撮りながらも、車両を識別できるようなアングルを可能な限り狙う。9:23

⑧9:23 「中城湾港の使用をやめろ」の男性と「基地はいらない」の女性をぱっと、バッチリ撮る。

⑨次々と入る。だからこそ抗議者に張り付く私。しかし車を画面に入れないと意味が半減してしまうので、間隔の取り方が難しい。9:23

寝不足で頭は回っていないが、体は動いている。

⑩9:23 

⑪9:23 もう少し人が居れば、もっと踏み込んだ抗議ができるのだが、この人数でこれ以上やるのは危険だ。

⑫9:24 港のライン手前ギリギリでの攻防。

⑬9:24 

⑭9:24 カーキ色の隊員は陸自中央輸送隊。

⑮9:24 「母ちゃんは殺させないぞ」が悲憤を感じる。

しかしこの部隊を、何者だかわかっているのだろうか。対空ミサイルで嘉手納基地や普天間基地、那覇基地等の防空部隊だ。それが岐阜県からの応援部隊であるところに、事態の切迫感があるのだ。沖縄島にも同様の防空部隊があるが、これを補充するものだ。

私は今日という日まで、こうした増援部隊が来るとは知りませんでした。

⑯果敢に抗議しているのだが、警官3名に抑えられては、如何ともしがたい。9:24

⑰9:24 すべて13高射隊だ。

⑱このブルーは「13高射隊-3」第3中隊も居るようだ。第3中隊長などの将校の車だろう。

車列が入り、私は後方ハッチが見える前方に移動。

⑲RORO船「白鴎」の脇にレッカー車だ。隊員は航空自衛隊の戦闘服。9:29

陸海空等の統合演習だったことが窺える一コマだ。

(続く)



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