ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】LCACの轟音が聞こえたー金武・ブルービーチ(20230309-①)

2023年03月13日 | 対中共同統合演習

2023年3月9日(木)晴れ ①

喜瀬武原(きせんばる)入り口に7:36着。軍用道路を下る。

金武町の野球コートのあたりで、LCACの騒音が聞こえてきた。ジャスト8時。ここから音源まで約1.3km離れている。私は急ぐ。

①陸上自衛隊の車両が二両通過。二両とも第1水陸機動連隊の車両だ(後部右下に所属が略称で書かれている)。ブルービーチ演習場に向かうのだろう。8:05

➁ブルービーチ演習場ゲート前。8:11 米兵が立っている。

LCACの音が断続的に聞こえる。

ブルービーチ演習場の脇に出た。

③海自LCAC(エル・キャック)「2103」が出るようだ。8:31

④8:34 行ったり来たり。海兵隊のJLTV(軽統合戦術車両)を積んでいる。

⑤「2103」が上がった。8:36

今日はマスコミが多い。特にテレビ局。周辺上空に取材ヘリも来ている。

⑥浜辺に米国海兵隊特殊ゴムボート(CRRC)が17艇。待機している。8:38

今年のアイアン・フィストは陸自水陸機動団(佐世保等)と米国海兵隊第3海兵遠征軍(ハワイと沖縄に拠点を持つ)の共同演習だ。昨年までは米国本土(キャンプ・ベンドルトン)でやっており、陸自水陸機動団と米国本国の第1海兵遠征軍でやっていた。これが琉球諸島周辺の担当区域を(勝手に)うけもつ両軍でやるようになったのだ。

⑦米国揚陸艇「1651」だ。8:38

何度かビーチングをやりなおしている。船首側のボードを砂地に下ろして着岸し、車両等を下ろすのだ。だが、平行におりないと、トラック等が容易におりれないのだろう。

⑧2台の水陸両用運搬車。いかにも海兵隊らしい装備だ。8:39

⑨まだトラック等が降りていない。8:40

⑩沖合に米国海軍ドック型揚陸艦が見えた。LSD47「ラシュモア」だろう。8:40

ここからみて左側(宜野座沖から辺野古沖だろう)。

因みにLCACはこうしたドッグ型揚陸艦から船外に出て陸地にのし上がるのだ。つまり海自の揚陸艦も近海にいるはずだ。

⑪海自のLCACから上陸してきた海兵隊員だ。8:49

JLTVの真中の車両の天井部のドームは、交信器具だろう。

⑫緑の作業員は海上自衛隊LCACの乗組員。米国海兵隊員のザックを担ぐのを手伝っているようだ。「米日共同」(笑)。8:50

⑬「1651」から海兵隊員が降りていく。8:57

⑭9:02 「1651」また離岸した。ランプウェイをおろしたままだ。まだ海兵隊員がのっている。

⑮海自「2103」エアークッションに空気を吹き込み、離岸する。9:07

⑯大型旋風機(プロペラ)で自転できるので、狭い場所でも動きが取れる。但し砂埃、海水を周囲に吹き付ける。私たちがいるところにも(50mほどの距離)飛んでくる。カメラを護りながら撮影する私。9:08

⑰この走りっぷり。水しぶきの巻き上げ方は、凄まじい。9:11

⑱1651から降りる海兵隊員。随分居るね。9:14

⑲大型トラックが降りた。9:22

赤に白字で「flammable」(可燃物)。何を載せているのだろう? 

ビーチングで下ろすのは、甲板の四方のバランスを警戒しないと、ドジルのかもね。可燃物をひっくり返されても困る。

⑳またLCACがくる。「2103」はでたばかりだから、これは別のLCACだろう。9:40

手前の漁船は右からきた。このまま行ったら危ないと思ったら、海人は停まりアンカーを下ろした。

ここで注目。LCACの進路手前に浮きがある。沖にも。これは米軍演習区域(左側)を示している。つまり海人は演習海域の外に居る。

㉑来た!「2104」 やはりさっきと別のLCACだ。9:45

㉒9:45

㉓上がった。9:50 こちらにもたっぷりと水しぶきがかかってくる。

㉔海自LCACから海兵隊員が降りてきた。米日共同作戦だ。9:51

LCACはただの運び屋か??!

㉕海兵隊のJLTVが降りていく。9:55

㉖4台降りた。9:55

米日共同作戦を目の当たりにしている私。

㉗沖合から陸自CH-47JAがブルービーチのヘリパッドに降りる。9:57

㉘9:58 CH-47JAは、乗員3名プラス定員55名。

㉙陸自CH-47JA降りる。誰が(陸自隊員か、米兵か)、何人降りてきたのだろう。9:59

こちらにはでてこなかった。

このヘリパッドは億首川対岸にあったギンバル訓練場返還の過程でブルービーチに移管されたのだ。

(続く)

 



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