以前にも書いたことだが、電子詐欺商法が大流行だ。多分、皆様のところにも来ていることだろう。例えば、アマゾンを名乗るエセメールは少なくない。私はアマゾンで買い物をしたことがないから、一発でエセだと分かる。しかし私が契約している会社を語ってくるエセメールが後を絶たない。最初、びっくりした。あと一歩でひっかかるとこだった。そこで同社の相談窓口に電話したら、「当社は小文字です」といわれた。大文字だったのだ。
それから数年経ったが、同じようなエセメールは全くやまない。色々と品を変えてくる。
最近こういうのが届いた。
「○○○×××をご利用頂きありがとうございます。
【略】メールボックスへの不正ログインの試みに気づきました。 そのため、アカウントをすぐに検証することをお勧めします。
アカウントが無効にならないように、以下のリンクをクリックしてください。 私たちがあなたを守るのを手伝ってくれてありがとう。
パスワードを設定頂くために、以下のURLにアクセスして下さい。
【URL略】
○○○×××(正しい会社名)」
そこで私は○○○×××(同社)のホンモノの問い合わせ電話に電話した。ずいぶん待たされたあげく、対応した方は、「お話を承りました。関係部署に申し伝えます」の一点張りだった。また関係部署って、どこですかときいても、教えられませんとのこと。担当課の名前すら教えない対応に驚きを禁じ得なかった。
電話を一旦切って、同社のHPを確認したが、エセメール対応への注意書きは一行もなし。会社名を名乗られているのに、全く無頓着でいい分けないだろ。欺されたら、自己責任だというつもりなのだろうか!
デジタル時代とは、便利だが、危険だ。私たちひとりひとりが、ひっかからないよう、十分に注意したい。
それと、お誘いの文章をよく読むと、おかしいことにきがつく。「私たちがあなたを守るのを手伝ってくれて、ありがとう」だ。これは日本語ではない。文法が間違っている。自動翻訳機で日本語に訳したのではないか。ということは、外国の組織かもしれない。
デジタル時代こそ個々人が如何にプライバシーを守るのかが問われているようだ。