おはようございます。2023年12月23日。今年もあと1週間あまり。憂鬱な日々が続きます。また、確実に戦争への流れができあがり、私は憂慮の念が膨れあがっています。2024年政府予算案がでたようです。軍事費だけでも巨額になり、沖縄関係予算もかなりのもの。詳細はよく読まなければなりませんが、あっちもこっちも問題だらけ。
私たちがまともに暮らせる予算をつける政治ではない。こんなことは50年以上前から分かっていることですが、岸田政権の支持率が20%を切っても揺るがないのは、野党がだらしがないから。政治を変える展望が見えてこない。
聞くところによれば、立憲民主党は維新・国民民主党と野合する政権構想を考えているらしい。呆然とさせられます。維新は元々自民党。その最右派が大阪で分裂した勢力です。新自由主義の権化であり、お得意の自民党の嘘政治を継いでいる。国民民主党は大資本の片棒を担ぐ連合の支持を得ている政党であり、私たち庶民(人民)のことなどどうでもよい。
泉健太代表は政権構想に外交や防衛、原子力のことなどは除外するという。まとまらないからといっていますが、党内をまとめられないからでしょう。要は沖縄の事を切り捨てるに等しく、平和の道を踏み外していく。また、12月20日の「代執行裁判」のあとの話しですから、彼らは自治についても問題意識をもっていないようです。呆れてしまいます。
こうした路線で行くならば、立憲民主党の党名を替えるべきでしょう。嘘政治は自民党だけでいい。立憲主義のなんたるかも分からないままの党首では困ります。主権在民・人権擁護・平和主義の憲法を実現し、憲法の枠組みを外れることを改めることです。こうした党是を外れた3党の野合ではろくなことにならない。
ここで問題になることは、沖縄の立憲民主党です。彼らはどうするのか? 私はかねてから疑問に思っていました。党中央にもの申しているのか。沖縄内の懸案が山のようにあるから、外のことは知らないで済むはずがない。屋良朝博さんも国会議員に返り咲いたのだから、しっかりやってよね。
沖縄は孤立無援なのだろうか。如何に打破できる陣形を全国に打ち立てるのか、大きな展望が求められています。「代執行」という試練の中で私たちはどうするのか。昨日偶然であった若者と話しができました。見通し暗い話しを聴いてくれ、話してくれる人に出会った。名護市内で。「若者は平和を求めている人が増えているよ」と、一縷の希望を見ました。11・23集会の流れや、こうしたあらたな動きがまとまっていく努力が重要です。それぞれ見えているところが違うのだから、意見がすっきり一緒になり得ない。それを丁寧にすりあわせていく必要があるのです。
私は懇談の場に積極的にでていきますよ。皆さん、どうそよろしく。