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ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

「二刀流、夏に輝く」に思う。写真と重量挙げの共通項(20220808)

2022年08月08日 | 写真論

 2022年8月6日の琉球新報に、「二刀流、夏に輝く」との記事がでていた。嘉手納高校(3年生)のKさんがインターハイ重量挙げ4位、写真甲子園で優秀賞に輝いたとある。記者は一見、全然別物を同じこの夏に「成果」をだしたのは、すごいと思ったのだろう。スポーツ欄にこうある。「写真甲子園の後、沖縄で練習できたのはわずか3日だった。/それでも、本番になると気合いは十分。鋭い眼光でシャフトを握り、持ち前の脚力と瞬発力でスナッチ2本、ジャーク2本を成功させた。(後略)」とある。

 ここにあるように、重量挙げのみならず、写真も瞬間芸なのです。瞬間の瞬発力・集中力。これがものを言う。どうこの勝負に挑むのかは、どうこれから撮るかです。そうした共通性を彼女は、踏まえているのだろう。素晴らしいです。

 何事にも、こうした集中力は重要。ひとつ鍛え上げておけば、いくらでも応用が利く。でも若いうちはなかなかこうした基礎の重要性に気がつかない。

 若いときは、体力がある。体力は頑張りの基礎であり、集中力の基礎。一度自信をつけておけば、応用が利く。

 彼女が特に優れているという話ではなく、努力して積み重ねてやったからこそ自覚したのだろう。ただし集中力は頭の中だけでは不可。心身が一体になってこそできる。そこに実践がなければ、無理。如何に実践を作り出すのか。

 だからといって、誰しもが同じようにまねすることはできない。それぞれのやりかたを工夫すべし、ということでしょう。



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