良い写真は「必然」を招き寄せ、併せて「偶然」を活かし切ることだ。これしかない。何事の中でも焦らず確実に。
①写真展のためにこの間に写したものを見直した。これは使えるかのものを書きだした。何を活かし、同時に何を捨てるかという作業に入る。逐一悩んでいたら1年掛るだろう。だからチェックはするが、悩まない。きっぱりいければ、可能だ。
②フェンス越しに撮った自衛隊員と、入ってきたミサイル関連の写真がある。どうにもバランスが悪いのだ。奥が広すぎて、ダメだ。閃いたのだが、これマクロレンズで撮れないか。マクロだと口径が細くフェンスの穴に塞がれない。距離が離れれば、マクロ効果は効かず、100ミリマクロレンズとして、やや大きめに撮れる。一度試してみよう。マクロだと言えばこう、という先入観をすてるべき。
③先ほどYouTubeでプロペラ機が離陸する場面をやっていた。○○の飛ぶ姿がかっこよいと。しかしその折角の場面がフェンスで台無しだった。よくあることなのだが、自動の合焦装置では必ずフェンスにあってしまう。機体のピントは台無しになることは必然だ。手動で合わせよ。どこからどう下りてくるかを予想して、バッチリいけそうな場を押えておく。ずーっとバッチリはないのだよ。
④2,3年前のこと。レアケースの機体に軍事マニアが溢れていた。嘉手納道の駅。雨が降っている中、彼の機体が走り出した。飛ぶという瞬間にある野郎が飛び出した。離陸する瞬間に独り占めを狙った卑しい野郎だ。こういうことはやったらいかんでよ。
⑤お互い様という、他人を意識する事が重要なのだ。撮影ポジションを独り占めしない。特に動画で撮る人が増えたから、こちらは大変迷惑しています。「邪魔だ、テメエ!」ともいえないからね。
てなところで、コマ選びを本格的に始めます。