ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

撮影について、心構えとモラル(20240710)

2024年07月10日 | 写真論

良い写真は「必然」を招き寄せ、併せて「偶然」を活かし切ることだ。これしかない。何事の中でも焦らず確実に。

①写真展のためにこの間に写したものを見直した。これは使えるかのものを書きだした。何を活かし、同時に何を捨てるかという作業に入る。逐一悩んでいたら1年掛るだろう。だからチェックはするが、悩まない。きっぱりいければ、可能だ。

②フェンス越しに撮った自衛隊員と、入ってきたミサイル関連の写真がある。どうにもバランスが悪いのだ。奥が広すぎて、ダメだ。閃いたのだが、これマクロレンズで撮れないか。マクロだと口径が細くフェンスの穴に塞がれない。距離が離れれば、マクロ効果は効かず、100ミリマクロレンズとして、やや大きめに撮れる。一度試してみよう。マクロだと言えばこう、という先入観をすてるべき。

③先ほどYouTubeでプロペラ機が離陸する場面をやっていた。○○の飛ぶ姿がかっこよいと。しかしその折角の場面がフェンスで台無しだった。よくあることなのだが、自動の合焦装置では必ずフェンスにあってしまう。機体のピントは台無しになることは必然だ。手動で合わせよ。どこからどう下りてくるかを予想して、バッチリいけそうな場を押えておく。ずーっとバッチリはないのだよ。

④2,3年前のこと。レアケースの機体に軍事マニアが溢れていた。嘉手納道の駅。雨が降っている中、彼の機体が走り出した。飛ぶという瞬間にある野郎が飛び出した。離陸する瞬間に独り占めを狙った卑しい野郎だ。こういうことはやったらいかんでよ。

⑤お互い様という、他人を意識する事が重要なのだ。撮影ポジションを独り占めしない。特に動画で撮る人が増えたから、こちらは大変迷惑しています。「邪魔だ、テメエ!」ともいえないからね。

 てなところで、コマ選びを本格的に始めます。



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