ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【補足】アイアン・フィスト後のホワイトビーチ(20230314ー①)

2023年03月19日 | 米軍/自衛隊

2023年3月14日(火)曇

 米日共同演習アイアン・フィストは、3月12日に終わった。3月11日うるま市の方から、米国海軍強襲揚陸艦「アメリカ」がホワイトビーチに寄港したとの連絡を受けた。私はいろいろあって14日に行った。

 ホワイトビーチは勝連半島の最東端にある米国海軍基地&海上自衛隊の基地だ。バス停「平敷屋」から徒歩5、6分で展望台に着く。

①おっとタグボートが着いている。間に合った! 11:39

左が強襲揚陸艦「アメリカ」(LHA6)。右がドック型揚陸艦「グリーンベイ」(LPD20)

②陸軍岸壁に海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」(DD109)第1護衛隊群(横須賀)傘下の第5護衛隊(佐世保)所属の戦闘艦。後部の格納庫にSH-60Jヘリはいないようだ。11:39

最近海自の戦闘艦がここに居ることが多い。

③アメリカの左舷に張り出しが出ている。船体からF-35B、MV-22オスプレイ、各種ヘリを甲板に出すエレベーター。出航前の点検中だ。

11:43

④陸側。資材ヤードの一角。コンテナやバギー2両(トレーラーの上)。多分、今次演習後の物資を元の基地に戻すのだろう。11:48

⑤タグボートが動き出した。11:59

エレベーターはまだ収納されていないので出航はまだだ。

甲板の上は三機のヘリ。右はMH-60ヘリ。左の2機はHH-60救難ヘリ。ローターを折り畳み、効率的に駐機できるようになっている。

普天間基地のヘリや岩国基地のF-35Bはおりません。既に帰ったのだろう。つまり「アメリカ」はこれから佐世保に戻るだろう。

⑥ワイドで見る。左が海軍岸壁。右が陸軍岸壁。中城湾。12:18

⑦12:22 「アメリカ」が離岸。タグボート3隻が引っぱる。さてどっちに行くのか?

 

⑧ここは右側の燃料タンク。トレーラーが先ほどのコンテナを運び出す。デカイトレーラーだ。12:26

⑨タグの1隻が左舷側にきて、両側から押すようだ。12:27

⑩12:27 コンテナが動いてる。

⑪先の作業ヤードを見ると、コンテナとバギーが残っている。12:28

運搬の会社は小禄運輸。米軍との契約・つながりが深い会社だ。

⑫LHA6番艦。この「アメリカ」は揚陸艦の中でも著しい特徴がある。LCACなどを載せるドックがないのだ。F-35B、20機を載せる準空母といえる軍艦だ。敵基地攻撃能力が高いということだ。12:32

⑬12:37 「アメリカ」と「グリーンベイ」。手前は普段だと掃海艇がいる位置に別物がいる。

アメリカは満載排水量45570トン、全長257m。グリーンベイは満載排水量24433トン。全長208m。

⑭AMS4303「あまくさ」だ。多用途支援艦。13:03

自衛隊装備年鑑によれば、「護衛艦等の射撃・魚雷発射訓練などの支援を任務とする」とある。

大型のタグボートでもあり、護衛艦等の射撃訓練に使うとは、標的を牽引したり、敷設あるいは撤去する役割だろう。この近海でそうした訓練をやっていたのだろう。

⑮「アメリカ」が津堅島の南岸を北上していく。13:10

佐世保に戻るんだろう。

 なお、先週、宜野座沖で見かけてきたドック型揚陸艦アシュランドは、3月15日午前に佐世保港に戻っている。

ご参考まで。

http://www.rimpeace.or.jp/jrp/sasebo/sasebobase/230315sasebo.html

⑯右沖合にいるのは、補給艦AOE426「おうみ」。長さ221m。燃料・弾薬・食料などの補給。今次訓練の燃料補給などのサポートをしていたのだろうか、別の任務か。13:15

「アメリカ」も出たし、早めに帰るか。

(続く)

 



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