2023年8月28日(月)晴れ一時雨 大浦湾
この日は、東京の学生寮の10名(学生は8名)。私たちも同行しました。大浦湾北側の汀間(てぃま)漁港へ。車3台で。砕氷機塔の建て替え工事が行なわれています。工事は、本日ウンケーの日(旧盆のご先祖様お迎えの日)だから、やっていません。我々の駐車をどこにしたらいいのか、しばし迷いました。
10時前から突然の雨。ビショビショに。運航には支障なく、グラスボートをだしてもらいました。10:17出発。ウンケーの日だから、漁港には誰もおらず。船は一路、カヌチャ沖へ。東側。途中で雨が上がりました。濡れたカメラを外に出しておいたら、乾いてきた。助かった。
グラスボートからサンゴ礁を覗く。10:23
皆さん、凄いと感嘆の声。水族館じゃないから、派手ではないが、目の前に、様々な魚も泳いでいる。
サンゴの群体。10:35
かの有名なアオサンゴやハマサンゴも見えました。いつみても素晴らしい。自然界の生態・形態は、謎ばかり。
皆さんが前のめりで見ているから、私は前にカメラを突っ込めない。
カヌチャリゾート。10:41
今のサンゴはこの沖合です(こちらの船の下あたり)。
大浦湾を西へ移動。
大浦湾は日本政府によって、こうして乗っ取られています。基地建設ありきで立ち入り禁止とされているのです。左奥が長島。右に白く見えるのがK-8護岸。10:53
このヴイが臨時立ち入り制限区域を示しています。日米地位協定・閣議決定により、立ち入り禁止区域を大幅に拡大した。抗議行動等を押さえ込むためです。10:53
内側から警戒する民間ガードマン会社。沖縄防衛局の指図で動いている。10:53
もう1隻来た。10:53
K-9護岸側に近づいてみる。動きなし。10:55
正面右側がK-9護岸のハズです。動きなし。10:55
やはり瀬嵩の高台から見ないと、はっきりわからない。
戻ります。
それでも学生たちは、大浦湾側の予定地を見、警備の船を見て、思うところがあったようです。
この後、瀬嵩の浜に行き、私が30分ほど話しました。質問が出て、私は一寸嬉しかった。基地建設反対の論拠にも色々あるのだと、思っていただきました。基地のあり方は時代によって変わっていきます。1996年のSACO合意から考えても、27年が経つのですから当たり前。彼らが生まれる前の話です。私ももっともっと学び考えていかなければと思いました。
その後、昼食を皆でとりました。記念写真も撮り、次に向かう彼らと別れました。
病み上がりの私は、まだまだこうした案内のイメージが湧いておりませんでした。どうも失礼しました。