2023年3月4日(土)晴れ
本日は、昨日の嘉手納報告を上げるために、11時頃までかかってしまった。上げるためには色々と調べないとならないので、時間がかかる。そこに自分の全精力を注入していたので、本日、辺野古ゲート前の集中行動があることをすっかり失念していた。バス待ちをしながら、そういえば、今日は3月4日「さんしん(三線)の日」であることを思い出し、そこから集中行動を思い出したのだ。後の祭りだ。
何故「さんしんの日」から思い出したかと言えば、コロナ禍以前は、ゲート前でも「さんしん日」の抗議行動を展開していたからだ。まぁしょうがないよね。また現場に行くし、随時報告していくから、ご理解願いたい。
本日の私は、14時から「木下尊惇 ギタースペシャルライブ」を聴きに宜野湾セミナーハウスまで行ったのだ。私は、木下さんを存じ上げなかったが、ボリビアのフォルクローレの音楽家だという。初めて聴いたが、フォルクローレギターの難しさは、かなりの「複雑系」だと聴きとった。言葉で表現しがたいのだ。フォルクローレと言ってもアンデスの山並みは広く地域性(民族性)は多様だろう。現地で学んできた彼だからできるのだろうが、様々な地域性を意識しながら、やっているようだった。「日本的」にならず、様々な民族性を受け入れる広さ、共感能力がなければできないだろう。
最後に演奏された楽曲を沖縄民謡の手つき足つきで踊られた方が居た。美事にマッチしていた。リズムとかメロディとかまるで違うものだが、切れの良さが一緒。手指の動かし方ひとつで、驚くほど、決まっていた。これほど違うものでもミスマッチにならないのは、不思議。「さー・いや」などの合いの手を外さずに入れていた。
無理無理行って良かった。実は予定のバスに乗り遅れ、1本遅れ。1本でも1時間遅れ。これは演奏が始まってしまうと危惧していたが、14:10到着。まだ始まっておらず、セーフ。バス停から走ろうかとも思ったのだが、走れば着いた頃には息せき切ることになりかねない。これはご迷惑になる。徒歩6km/hで歩き、間に合ったのだ。開会はボリビア時間だとか。
今回のコンサートは実は名護でもあったのだ。その日程にT君と久しぶりに飲む話しを入れてしまったので、4日にわざわざでかけることにしたのだ。主催者にチケットをいただいたこともあり、これは行くしかないと決意。「行きます」と言った以上、どうしても行けなくなる事情があればともかく、行きました。信義を通すことが大切だ。
会場を出るとき、「今度撮影を担当しましょうか?」とお話しして帰ってきた。基本私は、聴くなら聴く、撮るなら撮るに徹したい。半端にはやりたくない。こういう機会を作っていただいた島しず子さんに感謝申し上げる。