おはようございます。2022年4月13日晴れている名護市西海岸。今日もちらっとネットを見ていたら、戦争が好きー儲けたいからという輩が多いのにウンザリ。英国のジョンソン首相がウクライナに電撃訪問。装甲車等を送るとか。他国の人々がどれだけ血を流しても、泣いていても、儲けるチャンスだということだろう。まったくそこに人間が生きている、死んでいっているということがおわかりでないようだ。
それは、この国でもそうだ。自民党は「敵基地攻撃論」から、公然と「専守防衛」をかなぐり捨てる姿勢に転換。改憲に突っ込むようだ。彼等は77年前までの悪行を消し去ることに腐心してきたので、さもありなんだが、とうとうここまできたか。
戦車を「特車」と言ったり、戦闘艦を「護衛艦」と言い換えてごまかしてきたのだが、人殺しで儲けることに歯止め(日本国憲法)をなくしたいようだ。
来る参議院選は、もうどうにもとまらないのではないか。改憲勢力が3分の2を越えるという結果は見えてきた。与党VS野党という境も失われてきた。どこに線引きの基準があるのかさえ不分明になってしまった。「護憲」勢力は微々たるものとなり、日本共産党も、いざとなれば「自衛権の発動」ー自衛隊の出動をやると言い出した。これは新たな姿勢ではない。ただの先祖返りだ。
歴史認識とか、差別問題にいいかげんだと、こうなってしまうのだ。いや人間のおろかしさ、おぞましさを理解していないのではないか。理解していれば、「自衛権の行使」という前に、戦争が好きー儲けたいからと言う「主義」を徹底的に叩き、そうならない社会の枠組みを構想していくしかないはずだ。幸か不幸か、共産党が政権につける状態ではないという冷厳な事実認識もないようだ。
こうなってくると沖縄の共産党員はどう考えているのだろうか、私は聴いてみたい。「命どぅ宝」だと思えば、決してそんなことを言えるはずがないからだ。オール沖縄の神髄はこの「命どぅ宝」にあるはずだと私は理解しているのだが。
人殺しで儲ける政治に抗する政党はあるのか。私が見ている限り、山本太郎のグループぐらいだろう。思い切って「人殺しで儲ける政治の打破!」ぐらい言ってほしいものだ。
こうなれば、どれだけ明確に大胆に主張するかが私たち一人一人に問われているのだ。「写真を撮る人」の私は、何ができるのだろう。少なくとも「戦争が好き」という欲望を抑えることはできるだろう。そういう心に抗する絵を撮ることはできるはずだ。がんばります。
希望は不戦。これだね。