八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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被災地にお届けした寄せ書き【門脇さんのエピソード】

2024-03-02 14:36:55 | 災害救援・災害復興

 みなさん、こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 いつも「つどい井戸端会議」に参加される門脇さんから、被災地へ寄せ書きをお送りしたエピソードをお伝えさせていただきます。


 門脇さんって、どんなお方? 

 門脇さんは、つどい登録団体「高安ドッジボールクラブ」や「在宅傾聴ボランティア・ボランやお❝わかば❞」に携わっておられる方です。
 門脇さんは、コロナ禍になった時に、仕事のノウハウやつながりを活かして、入手が困難だったマスクの手配をされました。
 社会や人のお役に立ちたい思いをお持ちの方です。



 能登半島ともつながりがある門脇さん

 今年元日に襲った今回の地震とは別に、昨年にも能登半島に地震が襲いました。
 門脇さんは被災地に支援に行かれた際に現地の方とつながりました。
 今回の地震でも何か支援が出来ないか、門脇さんは模索をされておられました。

 「つどい」にも、何か支援が出来ないか相談をいただきました。
 後日(1/21)、門脇さんは新聞記事で避難所になっている学校に寄せ書きを掲示され、涙を流す方もおられることを知ります。
 新聞を読まれた門脇さんは、現地の方々の支援になるならば、寄せ書きをお送りできないかと思いつかれました。
 でも、物資やインフラ、救援を求めている中で、寄せ書きは何の支援になるのかと、当初、門脇さんは躊躇されたようです。
 

 現地の方に尋ねて心が動く! 

 声を聴かせてもらおうと門脇さんは、昨年に被災地支援でつながった現地の方に尋ねられました。

 すると、このように応えてくれました。

 「お声がけは本当に心強い。一番の支援はお声がけだと思っている。」

 門脇さんは、寄せ書きをしようと動き出しました。



 出来ることから始めた寄せ書き 

 「つどい」にもお声がけをいただき、「つどい」を含めて「つどい登録団体」の数名の方に寄せ書きをしていただきました。
 (先ほどご紹介した「高安ドッジボールクラブ」や「在宅傾聴ボランティア・ボランやお❝わかば❞」の方も有志で書かれた方もいます。)

 2月4日に寄せ書きをまとめられ、被災地でつながった現地の方にLINEで寄せ書きの画像をお送りされました。
 (インフラが復旧していないため郵送は難しかったため、LINEを活用されました。)
 
 

 現地の方からいただいたコメントです。
 「励ましが力になり、泣きながら見た。」
 「寄り添っていただいていると思うだけで安心した。」

 「必ず復興します。」

 何かジーンと来ますね。



 門脇さんからの添え書き(過疎地域の深刻さ) 
 
 今回は能登半島地震の被災者へのエールとして、寄せ書きについてお届けいたしました。

 門脇さんは、もうひとつ、話題に出されたことがありました。
 それは全国の過疎地域(=限界集落)向けへのメッセージも募りたい思いでした。

 門脇さんからのコメント
 こう言う働きかけが能登半島地震のみならず、全国の困っている人達に届く事は、地元の人を大変勇気づけ、生きる力になるかと思います。

 寄せ書きを書いて下さった皆さんからのメッセージは、心の底から復興を待ち望んでおられ、かつ被災者に少しでも寄り添い支援できればと言う心の表れです。
 こう言うメッセージが全国から被災者等に届けば、どれほど心の支えになるでしょうか。
 私も何かできる事があれば、一緒にできればと思います。

 私事ですが、去年7月にこの能登・珠洲市に27~28年ぶりに訪れた時に感じたのは、随分と町や村が衰退しているなと。
 約30年前と比べると人口は約40%減って、鉄道(JR)は当に廃線となり、ビーチも市のスポーツ施設や名所旧跡もすっかり錆びれ、ヒト・モノが日に日に無くなってきて・・・・・
 ただ、いまだに残っているのは昔と変わらない素晴しい自然そのものでした。
 その自然や港も地震でずさんな姿に・・・・・・目を伏せたくなるような光景です。


 ロードバイク🚲で半日ほど走ったので、登り下り・山の中、海岸線、細い道・広い道と、自動車🚙では感じる事が出来ない事を、肌で感じられました。
 30数年に数回出場した「珠洲トライアスロン大会」の同コースもロードバイク🚲で走ったので、あちこちの場所が蘇って来ました。

 現地で知り合った方や家族の方は、皆何とか地元を盛り上げようと頑張っていたのに、この地震は青天霹靂の出来事でした。
 彼らの家族だけでなく、被災者の皆さんにどうにかしてサポートしてあげたいですね。
 色んな案を出し合い、それを実行・実践して行く事が、現在、何不自由もなく暮らせている我々がすべきことではないかと思います。

 

 おわりに 
 
 以上が、今回のエピソードでした。
 みなさま、遠方からですが、忘れずに、寄り添わせていただいていることが、この寄せ書きや現地の方のコメントで、我々、ひとりひとりが気付かせていただければ嬉しいです。
 また昨年、ウクライナ支援で細やかな活動をさせていただいたことを思い出しました。
 ご寄附いただいた時は、日本もまだまだ捨てたもんや無いなと思わせていただきました。
 
 3年振りの開催「創作舞踊 翔の会」【ウクライナ支援避難所建設費用の寄附】
 
 最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^▽^*)



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