八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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認知症カフェ CAFEこころ

2016-11-04 17:37:19 | 事業者等の社会貢献活動

こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。

志紀にある、八尾こころのホスピタル で開催されている認知症カフェ
の取材にいきました。



以前、ファミサロン「えんがわ」で、八尾市保健センターの主催による「元気
もりもり教室」が開催され、取材を兼ねて参加しました。
その教室の「認知症予防」のお話のときに講師として来られたのが、
八尾こころのホスピタルの山本理事長でした。
その時に「認知症カフェ」のことを知りました。


会場には、ご家族づれの参加者と多数のボランティアの方がおられました。
今年の2月から、2か月に1度開催されています。
ボランティアは、病院と緑風園の職員さん、認知症サポーターさん、
提携している学校の方などさまざまです。

カフェでは、山本理事長さんがコーヒーをたてておられます。


カフェでは、毎回認知症に関したミニレクチャーと音楽や簡単な体操などが
おこなわれます。

22日は、理事長さんによる「認知症の進行防止」についてのお話でした。

・認知症を治すことは出来ないが、進行を遅らすことのできる薬が4種類あるそうです。
・認知症になるとそれまでできていた事ができなくなり、周りも何もさせなくなって
 孤独になりがちだそうです。でも、周りが思っているより多くの事が出来るので、
 出来る事を見つけてあげることも大切だそうです。
・コミュニケーションをとる。正面から見えるように、話しかける、やさしくタッチする。
 でも、身体をつかんだりするのはNG!
 「私は、あなたを大切に思っている」ことを伝える事。
・健康に留意した食事や運動etc.

そして、ミニ・コンサートがありました。
歌と演奏は、作業療法士のヤスケンさん。



職員の方もバック演奏で参加です。
SMAPはじめ、みんなが知っている曲が流れます。
演奏者の呼びかけで、手拍子も入りました。

終始アットホームな雰囲気で、なごやかな時間が流れていました。

私も、「えんがわ」にボランティア参加してる関係から、「認知症カフェ」のことを
もっと知りたいと思い、今回取材見学をさせていただきました。

今回取材させていただいて
「認知症カフェ」が、患者さんがご家族やヘルパーさん達と共にひとときを過ご
すだけでなく、ご家族の方にとっても、癒しのひとときになっているのがよくわかりました。

ご家族の方が、サポーターさんはじめ専門の知識を持つ方に気軽に悩みや、わからないことを
相談できる場でもあるんだと思いました。

ただ、、誰にでも対応できるのではなく、専門知識をもったサポーターさんが必要です。
地域に必要だとわかっていても、人の問題などでなかなか実現が難しいようです。

「認知症カフェ」は、認知症の人や家族、支援する人たちが参加して話し合い、
情報交換等を行う目的で全国的に広がりをみせています。
八尾市内でも、少しづつではありますが、開催しようとする動きがあります。
「つどい」でも、何かお手伝いできることがないか考えていきたいと思います。


患者さんが笑顔ですごせるのは、ご家族の支援が一番だそうです。
「認知症カフェ」は、ご家族とご本人が一緒にすごせる大切な場所です。


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