八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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八尾で絵の本ひろば広げよ会「オキナワへいこう」映画上映会と大西監督登壇

2022-01-23 15:41:49 | 取材記録(2021~2024年度)

 こんにちは。つどい業務責任者 新福です。

 何度も掲載して、すみません。

 さて、これは、本日取材に行きました「つどい登録団体」である「八尾で絵の本ひろば広げよ会」が主催する上映会に伺いました。

 令和3年度八尾市地域福祉推進基金助成事業で行われた映画上映会です。


 「映画のまち・やお」って知ってはります? 

 映画上映の前に八尾市観光・文化財課の南さんから「映画のまち・やお」について、現在、八尾市としての取組みやエキストラといったボランティア募集についてお話をされていました。
 魅力場所の情報提供など色々とお寄せくださいとのことです。

 こちらの八尾市ホームページをご覧くださいね。
 https://www.city.yao.osaka.jp/0000057639.html
 
 ボランティア募集チラシはこちらの八尾市ホームページをどうぞ。
 https://www.city.yao.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000057/57639/chirashi.pdf



 上映された映画は「精神病棟に長期入院する人たちの物語」です 

 映画が上映されて、はじまってすぐに字幕で出て来た文面を ↑ カギ括弧 ↑ で文章にしました。
 (「てにおは」など若干異なっていたら、すみません。ニュアンスはカギ括弧の通りです。)


 
 告知ちらしです。


 
 物語のあらすじは、上写真のチラシ裏面におゆずり致します。
 上写真の画像が粗いですが、目を少し凝らしてご覧くださいませm(_ _)m


  
  会場の様子。青少年センター(1階と2階が八尾図書館であり、その建物の3階)で開催されました 。
 


 「八尾で絵の本ひろば広げよ会」とは?「絵の本ひろば」とは? 

 「絵の本ひろば」とは、図書館の出張だと思っていただければと思います。
 ただ、本がずらっと並べているだけではなくて、ゆっくりごろんと転がりながら読めたりするスペースでもあるんです。
 「本と共にすごせる居場所」でもあります。

 「本を並べる什器をどうするか?」となった際に、段ボール製品などを販売している東大阪市にある「マツダ紙工業株式会社」さんが協力されて出来たとお聴しています。

 ちょっと、下の写真をのぞいてみてくださいね。
 (ちょうど、会場の後ろ側に展示していました~♪)


 
  あれ、写真?本は?
  今回は、映画上映会で映画で登場した「写真展」の写真が飾っていました。
  写真展はどこでやっていたのでしょうか。そうです沖縄です。
  「オキナワへいこう!」と言いたいですが、今は写真展やっているか知らんけど!?なんです(^^♪


 

 
 「八尾で絵の本ひろば広げよ会」は・・・
 図書館への来館が困難と思われる人や、利用にハードルが高いと思われている人に、「絵の本ひろば」を実施し、読書の機会の提供、本を真ん中に人と人とのコミュニケーションを図ることを目的にしています。(規約第3条から)
 「つどい登録団体紹介ページ」でも、簡単に貴団体を紹介しておりますので、ご覧ください。


 
 映画上映が終わり、監督の大西暢夫(おおにしのぶお)さんが登壇され、色々とお話をされておられました。

 「色々とお話を」って、聞いていないんです( ̄▽ ̄)
 職場に戻らねばならず、飛び立ちました。ごめんなさいm(_ _)m



 「オキナワへいこう」を鑑賞して  

 何十年も長期入院している方が沖縄に行かれて「希望が叶う体験をした」という言葉が印象に残りました。

 また、「今、アクションしないと何十年と入院生活が続くのではないか」という言葉・ニュアンスも印象に残りました。

 あと「人は持病を持っていて、精神的な病も持病と思うと、私は相手がそうであっても、気にはしません。」という言葉も印象に残りました。

 「沖縄で写真展を延長しますので、ぜひゲストで来てくださいね。」と再度、沖縄に外泊して応援している場面も印象に残りました。

 写真展に写っている方で、まだ退院していない方もいます。
 退院されて新しい生活に取組んでいる方もいます。観賞した印象では、退院されている方が圧倒的に少ない印象でした。

 NPO法人kokoimaで活動をされている精神病棟の元看護部長さんが当時のジレンマを語っておられたのも印象的でした。
 あくまで、看護を行う立場をして来た者として、入院し続けることのサポートが本当にええのかというジレンマをお持ちでした。
 そのジレンマを過去の誤りと認識されておられるように見えました。
 その過去の誤りを取り戻そうとして、街の人と交わる場づくりとして現在、NPO法人として取り組んでいることをお話されていました。

 この課題は、日本は囲い(施設)を作り行って来た施策・文化を作った事が、本当に良かったのか。
 その責任は誰なのかまで、ご本人個人の意見ですが責任まで言及されていたのは、この社会問題・地域課題の核心・本質に触れたように感じました。

 NPO法人kokoima
  精神障がい者に対して地域に居場所を提供され、すべての人々が健やかに過ごす地域社会づくりと福祉の増進を行っています。

 
 ほんま、人生って一体、何でしょうね。幸せって何でしょうね。
 私は、社会問題・地域課題での現象に触れると、そう思ってしまいます。

 まとめにも何もなりませんが、社会問題・地域課題に触れる貴重な映画です。
 1時間半もない、やや短めの映画ですので、お時間作ってご覧くださいませ。

 最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。




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