八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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「みんなの学校みんなの地域」参加者募集のご案内

2017-09-14 18:38:58 | 【アーカイブス】市民活動情報(行事案内・開催等)

 耳鼻科に行くと小学校低学年の子が走って逃げようとしている光景がありました。嫌がる子を何とかドアの前まで連れていかされても、とにかく入らないの一点張り。もしあなたがその子の親ならどうするでしょうか?

ある方はその場しのぎで「痛くないから‥」と言ったり「もー早くしいや‥」「なにしてんの」と言って怒ってしまうのかもしれませんね。しかしその時、小学校高学年(以下「上級生」という)の子がその子に歩み寄り「何が嫌なん?」と聞きました。その子は「白い服(白衣)と眼鏡(おでこについている額帯鏡)は怖い」と言ったそうです。すると上級生の子は先生に「眼鏡(額帯鏡)と白衣を取って下さい」と頼んで取ってもらい、先生に廊下まで出てもらいました。すると、その子は大人しく検査を受けられたそうです。

恥ずかしながら、ついつい忙しく「もー早くやってよ」「なにしてんの」が先行してしまっている つどいボランティアスタッフのたかし ですこの「何が嫌なんやろう」と想像することが、忙しい(忙しくなくても)大人が忘れがちなんでしょうね、子育ても同じなんだな~と思いました。

このエピソードは映画「みんなの学校」の大阪市立大空小学校初代校長、木村泰子先生が当時通っていた生徒の実話として紹介されていた内容です。今回は9月23日(祝・土)に木村泰子先生をお招きして「みんなの学校 みんなの地域」と題した基調講演とグループに分かれて意見交換が行われるというご案内です。

内 容 Education For Our Lives ~ 
    わたしたちの人生のためのエデュケーション
    「みんなの学校 みんなの地域」の今後に向けて
       & グループディスカッション
講演者 木村 泰子 氏(大阪市立大空小学校初代校長)
日 時  2017.9.23 (祝・土)13:20~16:30 (受付13:00〜)
会 場 八尾商工会議所 3F 大ホール1
参加費 無 料 (往復葉書にて抽選 約100名) 往復葉書での応募は終了しました、残席がありますのでgmail↓で受付しております。
対象者 地域と学校の連携を実践的に考えたい方

主 催 一般社団法人 AN SHINH
後 援 八尾市        八尾市教育委員会
協 力 NPO 000ピーエーエフ/FIELDSHIP UNIVER-CITY/000プラネット株式会社

問合せ先メール本文に
①〒 住所  ②氏名(ふりがな) ③年齢(制限なし) 
④電話  ⑤E-mail ⑥職業(学生、主婦) ⑦参加動機(又は、ご自身として出来そうなこと)⑧(木村先生に)質問 等

まだ残席がある様なので上記内容を記入の上、メールにてご応募ください。
※メールは前日まで、当日は会場まで受付いたしますので、お問い合わせください。
【問い合わせ先】anshinh@gmail.com
        (一社)AN SHINH

「みんなの学校 みんなの地域 (9/23)」係


 「みんなの学校」とは、住吉区にある大空小学校で10年ほど前に新しくできた小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画なんです。大空小学校は「全てのこどもの学習権を保証する」という理念のもとスタート。支援級はなく、障がいのある子もみんな同じクラスで学んでいる。他の学校で「問題児」扱いされていた子や、不登校になった子たちも大空に来て通えるようになり、不登校ゼロにした「奇跡の学校」。

今年3月5日プリズムホールで木村泰子先生の一言が「奇跡の学校とか書いてるポスター見ると破りたくなるのよ~!!」と言われたのが印象的で、「大空は、奇跡でもなんでもなく、ふつうの子たちが通う、ふつうの小学校です」と仰ってました。

大空小学校では「自分がされていやなことは人にしない。言わない」このたったひとつの約束を守るように子どもたちに教えています。教職員は子どもにとって「風」の存在であり、一番大切なことは、子どもの声を聴くということなんです。

今回の講演会とグループでの意見交換会を通して「みんなの学校」を「みんなの社会」「みんなの地域」に広め合える機会にしていきたいですね。すべての人がお互いに認め合い、支え合い、助け合い、補い合う、そして少なくとも排除されない、線を引かれない、虐げられない、一人の人として認められる、居場所がある、そんな地域社会の実現に向けて一緒に考えましょう。是非ご参加(現在メールにて問合せ可)お待ちしております。


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