最近、コンテンツづくりを頑張ってます。
3ヶ月間で全6回の動画配信をし、最終月に集合してリアルで実技研修を行うセミナーです。
参加者は、スタートメンバーとして、ITTピラティスの卒業生やITT関連の資格を持っている方にお声がけさせていただきました。(FBのみの告知でしたので、ITT関連の講習会を受けた方で、知らなかった!という方いらっしゃいましたらご連絡ください。定員まで後2名ほど空きがございます。7/15締め切り。)
このセミナーでは、参加者のご意見を加えつつ、コンテンツを改善し膨らませようという新しい取り組みをしています。
内容は、ピラティスの「基本的なコンセプト・原理原則」を、ベースとなるエクササイズを題材に、機能解剖と運動学の視点から掘り下げ、身体を見る目を高め、運動指導における思考力を鍛えよう!というもの。
講師の私自身、解剖学とか運動学の本をひっくり返しつつ、ピラティス指導に必要な事柄を厳選するのに日々格闘しております。
そう、お話しすることの半分は「本を見れば書いてある」「マニュアルを見れば書いてある」ことかもしれません。
ではなぜ、機能解剖や運動学の専門家ではない私が、お伝えさせていただくのか。
例えば筋肉について。
付着部と作用、神経支配を確認するだけだったら本で充分です。
でもセミナーでは、そこからを膨らませていきたい。
解剖学書を確認したら、次は自分の身体で骨の指標を頼りに触ったり感じたりする事。
そして実技会では、参加者どうしで触ってみる事。
さらに、ピラティス・エクササイズでの動きが、その筋肉の作用をどのように引き出しているのか、事例を出したり各自で考えてもらうこと。
さらには複雑にからみあう筋の作用を、身体に統合できるように導くにはどんなアプローチがあるか考えてみること。
などなど。
このように、ピラティスを指導しているからこそ、見えているもの、感じていることに関連付け、基礎を再確認し応用することに価値があると考えているのです。
また、参加者の方々も様々な視点を持っているはず。
私や他の参加者との考え方や感じ方の違いを知るだけでも、きっと新しい気づきや、もっと言うならクライアントに適応するための「知恵」のようなものが育まれていくのではないかと。
このように思いつつセミナーをつくっています。
指導現場では、正解不正解の見極めがしにくいことや、なかなか言語化しにくいことがたくさんあります。
まずは「本を見れば書いてある」「マニュアルを見れば書いてある」ことをしっかりと確認しつつ、それらを、より合理的に実践へと繋げるために、あ〜でもないこ〜でもないと頭を悩ます。
ここにこそ価値があるのではないか。そう感じています。
9月まで産みの苦しみが続きそうですが😆ITTでご縁のあった仲間たちと意見交換できることが楽しみでもあります。
参加者の多くが、既に実績も能力も高い方々なので、ちょっとビビってますが💦
ここに学び始めの方がもう少し入っていただけると、素朴な疑問からより良い気づきが得られることも多いので、残り2名ほどちょっとお声がけさせてもらおっかな〜。うっしっし。
(9月以降に、今回のメンバーとともに作り上げたコンテンツの販売を検討していますので、ご興味のある方、ぜひメルマガ登録のほどお願いいたします!)
【お知らせ】
- マット・ピラティストレーナー養成 「ITTピラティス研究会」
キネティコスコンテンツを利用したITTマットピラティストレーナー養成コース。
まずはコンテンツにて、事前学習をしていただきます。
(コンテンツはどなたでも購入可能。)
「エッセンシャル・エクササイズ」(EE)
「マット・エクササイズ」(MAT)
上記二部構成で、EEのみの受講も可能です。
基礎機能解剖を確認しつつ、エクササイズの「より良い指導方法」と「なぜ?このエクササイズを使うのか」を探求してまいります。
お申し込みお待ちしております。