昨日、NHKの夜9時のニュース番組で障害者自立支援法の問題点を放送していた。
そのニュースを見るまでは、そのような法律があることすら知らなかった。
そんな私だから、その法律の良い点と悪い点をここで正確に述べることは出来ない。
グーグルで検索してみると新聞社のサイトの記事が見つかるので、興味のある方は読んでいただきたい。
NHKの番組では自立を考えていた人が、この法律によって自己負担額が増え自立を諦めた話や、授産所での施設利用料や食費などで工賃よりも持ち出しの金額の方が多くなるという話があった。
授産所で働いて、支払う額の方が多い・・・
これとは別に、老人福祉施設などで、負担額を軽減させるために昼食を抜いている人がいるとの話を実際に聞いたことがある。
全ての人が金銭的に余裕があるわけではなく、身寄りのない人もおられる。
その人達も、若い時は働いており税金や国民年金を払っていたはずである。
国民年金の金額なんて、生活して行くにはまるで足りない。
人生が常にうまくいくとは限らない。
年を取ってからなんらかのアクシデントでカネを無くした人もいる。
そんな人が昼飯を抜いて入所していることを、厚生省のお役人方はご存じなんでしょうか?
また、小泉は改革には痛みを伴うとかふざけたことをいっているが、アメリカのイラク侵攻に伴うアメリカへの援助金額はふくらみ続けている。
アメリカ海兵隊のグアム移転に関して支払うカネなんか、ヤクザに払う「しょば代・用心棒代」みたいな非合法なカネに近い。
今は弱者ではないと思っている方々も、そのうち弱者になる可能性を持っていることを考えておいた方がよい。
弱者になってから政府に文句を言っても、政府は相手にしないというのは明白だ。