砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

感染研のゲノム分子疫学調査の補足説明

2020-06-13 17:53:28 | ブログ

知り合いから、SARS-CoV-2に関する感染研の報告を何故馬鹿にするのか?
お前のブログを読んでもわからない。不親切だと小言を食らった。

まぁ、確かに。

では、説明いたしましょう。

 まず、日本でPCRを行って感染の有無を調べていたのは、いわゆる武漢縛りがありましたので武漢からのウイルスを検出するということになります。
武漢や中国からの入国者を閉め出した後は、海外帰国者の縛りに切り替わります。
ここで、14日以内に湖北省云々という縛りもありましたから、15日以降に発症してもPCR検査をしたかどうか・・
入国を禁止したからと言って、既に日本に入った武漢由来のウイルスが消滅したわけではありません。

 さらに2週間以内という縛りがあれば、無症状者が伝搬しているであろう武漢由来の二次・三次感染者のウイルスは存在しても感染者として検査はされない。
3月5日に中国・韓国からの入国制限、それから3月11日にイタリア北部、3月26日にはアメリカからの入国制限。
ということは、3月5日から2週間以降のPCR検査で陽性となるのは、欧米系のウイルスに感染した人が検出される。
武漢でのウイルスが日本から消滅したという科学的データはどこにも無い。

 ウイルスに感染した人のサンプリングに問題があるので、PCR検査による確定診断の運用に問題があるということを証明しただけの話だと思う。

 これで、少しは理解していただけないでしょうか・・・

 ちなみに、
感染研の報告書ではこのように書かれている。
この中国からの第1波による感染クラスターを抑え込みながらも、世界では3⽉初旬からヨーロッパおよび北⽶で感染拡⼤と感染爆発の傾向がみられ、⽇本においてもヨーロッパ株を基点にした SARS-CoV-2 株が検出された(図1 左上・⾚●)。その後、⽇本での3⽉における⾏動制限が不⼗分な中、⼤都市圏での感染拡⼤を発端に全国各地へ“感染リンク不明”とされた孤発例が多数検出されるようになった。2020 年 3 ⽉末から4⽉中旬における⽇本の状況は、初期の中国経由(第1波)の封じ込めに成功した⼀⽅、欧⽶経由(第2波)の輸⼊症例が国内に拡散したものと強く⽰唆された。

 

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不思議な減額 庄原市

2020-06-12 17:11:31 | ブログ

さて、久しぶりに庄原市のことを話題に。

新型コロナウイルス感染症COVID-19により世界で多大な損失が出ている中、庄原市でも観光や小売り業あるいは小中高の学生においても様々な影響が出ている。

そこで、市のお偉いさんと庄原市議の皆さんが期末手当の減額を申し出た。

市長が20%減

副市長2名それぞれ15%減

教育長15%

計4名で約130万円

理由は、独自の支援策の取り組みに必要な財源の確保のため。

庄原市市議会議員も期末手当を減額するという。

議員数が20名で200万に足らない金額。

この人たちにもお一人10万円の給付金がお国から出ているので、痛くも痒くないでしょう。

家族がいればその分だけ上乗せになってるしね。

この人たちは、減額するよりも仕事をすれば良いのでは?

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