株主総会で何か主張しようとするのは間違いである。
一般投資家というのは、利潤を得るために株を買うのであって意見を言うために株を買うのでは無い。
一般投資家は、コバンザメみたいなものであって、決して意見を言えるような大物では無いのである。
株を買うというのは、その企業の活動に賛同し、そこから得られる利潤を追求するためのものである。
積極的に企業活動をサポートしているのが株主である。
例えれば、ナチスの党員に当たるのが株主だ。
ナチスの党員には辞める自由が無いに等しかったが、現代日本においては株主を辞める自由に何ら制限が無い。
株主を辞めることで損失を被る場合もあるが、逆に利潤を得る場合もあるので自己責任でどうとでもなる話である。
サローの「知識資本主義」の中で述べられている例え話を引用すると、
もしアメリカ最大の個人投資家であるウォーレン・バフェットが、ジェネラル・モーターズ社の将来についてその最高経営責任者とランチを挟んで話すことを望めば、それは可能である。それに対し普通の平均的な投資家が連絡したとしても、返事すら返ってこないだろう。
前にも書いたが、東電は株主のものであると東京証券取引所のお偉いさんが語ったが、この場合の株主という言葉の意味は大株主であり、一般個人株主は株主の中に含まれていない。
株式市場には、正義や道義あるいは理性は無いので、そのような仕組みの中での株主総会というのにも当然それらは無い。
一般投資家は、総会ではなく、訴訟にしないと何も言えないのが現実です。
民間の一企業である東電の株主総会が行われた。
ニュースで見ていると何故か警察官の姿がある。
警備をしているようにも見える。
何故だ?
東電が要請したのか?
それとも警察が勝手に警備をしたのか?
混雑するなら、東電が民間の警備会社に頼めば良いのではないか?
何故警察が株主総会の運営に関与するのかわからない。
出動命令がどこから出たのであろうか?
環境省って変な役所だ。
厚労省にはっきりと文句を言えば良いのに。
飲料水の放射線の基準がでたらめだから、飲料水より低い規制値を海水浴場に適用させるなんて・・・奥ゆかしいぞ、環境省。
飲料水の放射線の規制値は、1リットルあたりセシウムは200ベクレル、ヨウ素は300ベクレル。
今回、環境省が設定した値は、1リットルあたりセシウムが50ベクレル、ヨウ素が30ベクレル。
環境省はおそらく正しいことを言っていると思う。
アンジェラ・アキが歌っている「青い影」。
元の曲は「A whiter shade of pale」
イギリスのロックバンドPROCOL HARUMのデビュー曲
昨年、BS NHKで「Band Du LAC」という2005年6月に行われたチャリティコンサートを放送した。
その中でGray Brookerが渋く歌っていた。
そうメッチャ渋い!
が、歌詞の意味を考えてはいけない!
歌詞を訳してしまうと・・・・何だかなぁ-ってな感じになる。
大学時代の友人が、歌の意味を考えてはいけない。
声も楽器のうちの一つとして考えれば良いと言っていたのを思い出した。
確かにその通りだ。
で、アンジェラ・アキだ。
彼女の「青い影」は元の歌詞を全く反映していない。
これはアリだ。
忠実に和訳しても曲のイメージが壊れるだけなら、イメージに合わせた歌詞を作るのはOKだ。