新聞によると、庄原市(木山市長)は庄原市民にコロナ対策の一環として一人1万円のカードを配ると・・・
カードは庄原市東城町で用いられているカード決済システムとの話である。
地域内通貨として地元の経済活性化を促そうとでもしているのだろうか?
しかし、このような1万円支給は全くの無駄である。
まず、そのシステムを採用するに当たり、店舗側は機器を用意しなければならない。
これを庄原市が無償で庄原市内全ての店舗に支給でもしてくれるのであろうか?
そのシステムの維持に東城町だけでは無理なので庄原市内全域に拡大でもしたのだろうかと邪推したくなる。
キャッシュレス決済システムは、大手携帯会社やクレジット会社あるいはスーパーやコンビニなどの独自のシステムが乱立している。ましてや、この時期からでは消費税10%に伴うキャッシュレス還元制度も終わった後のメリットが無く、新規の決済システムに手を出したくはない。
3億円以上の金を使って市民一人に1万円を配った後はどのような未来が開けるのだろう?
明るい展望を聞かせて欲しいものだ。