血圧の測定は面白い!?
まぁー、高血圧になってしまったことは仕方ない。
薬も飲まなければならない。
しかし、漫然と飲むだけではいけない。その薬が効いているかどうかを調べなければならない。
降圧目標値は140-90だ!
薬を多く飲めば目標値になるかも知れない。
しかし、それでは金の無駄遣いだ。
血圧測定は、時間を決めて測定するのが良い。通常は、朝の食事前に測定するのが良いと言われている。
朝は忙しいと言われる方は、夜に計ればよい。
たまに朝にも計れば、朝の時と夜の時の差が分かってくるかも知れない。
何もしていなければ、何も得られない。
前回、飲んでいた薬の種類を述べたが、その効果が血圧値をチェックすることでいろいろなことが分かってくる。
私は左腕と右腕で測定した血圧値、そして脈拍、測定日、時間、体重、運動をしたかどうか、特記事項の項目をデータベース化しています。
ちょっと、グラフを示してみよう。
このグラフは薬を切り替えた時の血圧値を示しています。
なんとなくグラフの右側部分が左側より低いように思われます。
これを統計処理で差があるのかどうかみてみました。
薬の組み合わせは3通りです。
分散分析で血圧値の違いを見てみました。
まず、3種類の薬の組み合わせでの平均血圧値が異なるのは、統計的に意味のある違いなのか、それとも単に誤差範囲の内なのかを調べたのです。
その結果、この平均値の違いは誤差と言うことで片づくものでなく、薬の組み合わせの性であると。
どの組み合わせの薬が他の薬の組み合わせと違っていたのかを比べました。
オルメテックとアダラートを服用しているときの血圧値が、他の組み合わせよりも低かったようです。
Ca拮抗薬をノルバスクからアダラートに変えたのが良かったみたいです。
ノルバスクは20mg、アダラートは40mgと成分量は違いますが(モル濃度で差があるかどうかは知りません)、アダラートに変更して若干血圧が下がりました。
このグラフからは読み取れませんが、以前の組み合わせでは、冬季に測定していた際に血圧が高くなるといったことが観察されたのですが、アダラートの組み合わせでは、それが見られなかった点が違います。
ところで、アダラートに変えてから、ちょっと気になったことがありました。
測定した血圧値が左右で異なる。常に右腕で測定した値が高いのです。
これも平均値を分散分析で処理してみました。
その結果がこれです。
左腕と右腕で測定された血圧値はやはり誤差で片づくものではありませんでした。
しかし、これが注意しなければいけない点なのかどうかは主治医と相談しなければいけません。
あくまでもデータ処理をしただけで、判断は医者が下さなければいけません。素人判断は止めています。
血圧値を測定していればいろいろなことが出来、医者にもいろいろ相談できますので、毎日測定されることをお薦めします。
しかし・・・これはブログで書くより、ホームページで書けば良かったかも。
次回は、まとめということで。
ではでは。
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