山道を歩いていると変なものを見ることがある。
今の時期、山の木々にまだ新芽が出てないので、緑色のものがあると目につく。
まだ雪が積もっている2月の山道を歩いている時に、何か変な形の緑色のものが雪の上に落ちていた。
拾って帰り、写真を撮る。
オトシブミはこんな形ではなく葉を巻いた形だと思うが今のところ何か分からない。
道に落ちているのが普通の状態ではないらしい。
3月の終わりにふきのとうを取りに行くようになって、木にぶら下がっている状態のを見つけた。
この状態で越冬したのであろうか?
それにしても、この世界には知らないことばかりだ。
いままでこいつのことを知らなかったし、こいつがぶら下がっている木の名前も知らない。
ネットで調べてみたが、オトシブミやチョキリとかいう虫の仲間が大勢いることを今回知った。
オトシブミが葉を巻いているところは、一度目の前で見たことがあった。
しかし、お仲間がいるとは思わなかった。
それにしてもこの昆虫は、この形を作るのだということをどのようにしてインプットされているのであろう?
簡単に遺伝的になんて言わないで欲しい。
遺伝子がコードしているのは、アミノ酸配列である。
どのようなタンパク質がこの一連の行動を制御しているのであろうか?
産卵というのが引き金となって、DNAからmRNAが転写されていく過程を経ているのであろうか?
それとも、低分子のある種のシグナル物質が一連の行動を引き起こすのだろうか?
うーむ・・・わからない。
誰か教えてくれないものだろうか?
(この写真は一昨日見つけたもの。)
4月9日 加筆
どうも葉ではないようなので、インターネットでさらに調べた。
蛾だった!
蛾の繭・・・・
ウスタビガという蛾!
蛾は嫌いだぁ~
でも、11月にこの繭とは別に写真を撮っていた。
以下、蛾の嫌いな人は見ないように・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます