横浜教会ニュース

インマヌエル横浜キリスト教会の様子をお知らせします

安心して絶望できる

2014年01月12日 | Weblog
明けましておめでとうございます
皆様今年もよろしくお願いいたします。

昨日の新聞に、中国で合法ではない地下教会の記事が書かれていました。国の政策により家を失った人々が苦しい涙とともに祈ったときに「絶望が少しやわらいだ」そうです。

新年早々「絶望」なんて縁起でもない言葉かもしれませんが。

詩篇42篇 には
「私の神よ。私のたましいは御前に絶望しています。」とあります。なにがあったのでしょう?

3節には「人が一日中『お前の神はどこにいるのか』と私に言う」
10節は「私に敵対する者が私の骨が打ち砕かれるほど私をそしり」とあります。

つまり一日中誰かに悪口を言われつづけ、いじめられているのです。

私たちが一日中責められることはありますか?

実際は10分酷いことを言われると
一日中その言葉がこびりついて
夜中も眠れないほど心が苦しむ
そんなことはあるかもしれないですね。

強いようで人は弱いです。いじわるをされれば骨が砕けるほど人格が傷つく、それは絶望につながります。

そこで、ひとりで絶望するのか
御前に絶望するのか
で、違いがでるのではないでしょうか。
わたしなどすぐにひとりで、あるいは人の前で絶望します。
御前でなら安心して絶望し、祈りにつながり神様に解決を期待できるのではないでしょうか。