横浜教会ニュース

インマヌエル横浜キリスト教会の様子をお知らせします

ヨブの子どもたち

2014年03月19日 | Weblog
聖書にヨブという信仰深い人が出てきます。ヨブ記という書で、「正しい人がなぜ苦難にあうのか」というテーマであると言われています。

ヨブは誰よりも神様に忠実な人で、祝福され財産、家畜、妻子、健康とすべてが豊かにありました。

ところが試練により全ての祝福がなくなってしまい、本人も酷い病気にかかる、という出だしです。

3.11の震災でたくさんの方々が
ヨブのごとく一瞬で家、財産、家族、健康を失われました。

今月特集がテレビで流された時に
家族を津波で亡くされた方が、
「時間がたつごとにいよいよ会いたくて苦しくなる」とおっしゃっておられました。

時間が解決、などという生易しい思いではない、とかんがえさせられました。

ヨブ記の最後に、もう一度祝福され、家、財産、家畜は元の2倍与えられた、と記されていますが、
子どもたちの数は失う前と同じ人数なのです。

以前大学の聖書解釈の先生は
「子どもの人数が同じということはどういうことか?他の持ち物は倍でよかったよかったとなるが、
同じ人数だから、亡くなった子どもたちの一人一人の顔がよけい強く思い出されるんだ」と
解釈されていたのを思い出します。

復興がたいへん遅れている震災ですが、もしかしたらいつか財産や健康が戻る日がくるかもしれません

しかし、決して復興しないのは
大切な家族、友人、地域の人の命なのですね。

その痛みを抱えつつ前に向かい生きておられる皆さんのため祈りましょう。
なぜ苦難にあうのか?
その直接的意味は答が示されていませんが
それでも神様を賛美し続けたヨブになにかを学びたいのです。

天に喜びが

2014年03月16日 | Weblog
私たちの周りの人がイエス様を信じて救いを得る。
このことに私たちはどれだけ
関心をもっているでしょうか?

あるブログで、赤ちゃんが最近続けて生まれたこと。その誕生の感動を覚えたとき、
「人が救われた時に天でわきおこる喜びが理解できた」という内容が投稿しれていて、心を動かされました。

そうなんですね。
地上で1人の方が救われる…
その瞬間、天で新しい命が誕生した、霊の赤ちゃんがオギャアって生まれた、そういうことなのか!と思いました。

大震災の絶望の中でも、赤ちゃんが生まれたことに多くの人が励まされ感動しました。

そのような震えるほどの「おめでとう!よく生まれたね!」という声が、天国で御使いたちの間にわき起こっているのかもしれません。

その厳粛な思いを忘れずに
福音を伝えることができたら感謝なことですね。

想像力が欠けている

2014年03月03日 | Weblog
有名な片柳神父のことばをシェアします。

確かにいい物をもらうと、今度は失うことが怖くなる、そうならないように自己防衛的に生きていると思います。

そしていつか神様のタイミングで与えられる
something wonderful を
想像する力が欠けています。
欠けているから、信仰を頂きたいわけですね。




今持っているものを失うことは想像できてもいつどんな形で与えられるか分からない恵みについては想像できない私たち。想像力の欠陥を補うために信じましょう。
神さまは私たちのためにたくさんの恵みを準備して下さっています。今晩も皆さんの上に神様の祝福が在りますように。
片柳神父

守られて

2014年03月01日 | Weblog
25日にリスクの高い手術をされた姉妹、守られて無事終了しました。
思いを合わせて祈ってきた教会のメンバーもほっとひと安心。

「祈っています」「安心しました」そんなメッセージが届くと嬉しくて。

聖書のコリントⅠ12:26
にあるお言葉を思い起こしました

「もしひとつの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです」