聖書にヨブという信仰深い人が出てきます。ヨブ記という書で、「正しい人がなぜ苦難にあうのか」というテーマであると言われています。
ヨブは誰よりも神様に忠実な人で、祝福され財産、家畜、妻子、健康とすべてが豊かにありました。
ところが試練により全ての祝福がなくなってしまい、本人も酷い病気にかかる、という出だしです。
3.11の震災でたくさんの方々が
ヨブのごとく一瞬で家、財産、家族、健康を失われました。
今月特集がテレビで流された時に
家族を津波で亡くされた方が、
「時間がたつごとにいよいよ会いたくて苦しくなる」とおっしゃっておられました。
時間が解決、などという生易しい思いではない、とかんがえさせられました。
ヨブ記の最後に、もう一度祝福され、家、財産、家畜は元の2倍与えられた、と記されていますが、
子どもたちの数は失う前と同じ人数なのです。
以前大学の聖書解釈の先生は
「子どもの人数が同じということはどういうことか?他の持ち物は倍でよかったよかったとなるが、
同じ人数だから、亡くなった子どもたちの一人一人の顔がよけい強く思い出されるんだ」と
解釈されていたのを思い出します。
復興がたいへん遅れている震災ですが、もしかしたらいつか財産や健康が戻る日がくるかもしれません
しかし、決して復興しないのは
大切な家族、友人、地域の人の命なのですね。
その痛みを抱えつつ前に向かい生きておられる皆さんのため祈りましょう。
なぜ苦難にあうのか?
その直接的意味は答が示されていませんが
それでも神様を賛美し続けたヨブになにかを学びたいのです。
ヨブは誰よりも神様に忠実な人で、祝福され財産、家畜、妻子、健康とすべてが豊かにありました。
ところが試練により全ての祝福がなくなってしまい、本人も酷い病気にかかる、という出だしです。
3.11の震災でたくさんの方々が
ヨブのごとく一瞬で家、財産、家族、健康を失われました。
今月特集がテレビで流された時に
家族を津波で亡くされた方が、
「時間がたつごとにいよいよ会いたくて苦しくなる」とおっしゃっておられました。
時間が解決、などという生易しい思いではない、とかんがえさせられました。
ヨブ記の最後に、もう一度祝福され、家、財産、家畜は元の2倍与えられた、と記されていますが、
子どもたちの数は失う前と同じ人数なのです。
以前大学の聖書解釈の先生は
「子どもの人数が同じということはどういうことか?他の持ち物は倍でよかったよかったとなるが、
同じ人数だから、亡くなった子どもたちの一人一人の顔がよけい強く思い出されるんだ」と
解釈されていたのを思い出します。
復興がたいへん遅れている震災ですが、もしかしたらいつか財産や健康が戻る日がくるかもしれません
しかし、決して復興しないのは
大切な家族、友人、地域の人の命なのですね。
その痛みを抱えつつ前に向かい生きておられる皆さんのため祈りましょう。
なぜ苦難にあうのか?
その直接的意味は答が示されていませんが
それでも神様を賛美し続けたヨブになにかを学びたいのです。