万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0237 いなと言へど0202

2011年06月02日 | 万葉短歌

2011-0602-man0237
万葉短歌0237 いなと言へど0202

いなと言へど 語れ語れと 宣らせこそ
志斐いは申せ 強ひ語りと言ふ  志斐嫗

0202     万葉短歌0237 ShuB034 2011-0602-man0237

□いなといへど かたれかたれと のらせこそ
 しひいはまをせ しひかたりといふ
○志斐嫗(しひの おみな)=不詳。天武期に「楊(やなぎ)の花を辛夷(こぶし)の花だと強引に言い張り、<阿倍志斐連(あべの しひの むらじ)>の姓(かばね)を賜った阿倍志斐連名代(なしろ)という人がいる。この一族か。<嫗>は老女。」