万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0244 み吉野の0208

2011年06月08日 | 万葉短歌

2011-0608-man0244
万葉短歌0244 み吉野の0208

み吉野の 三船の山に 立つ雲の
常にあらむと 我が思はなくに  ○

0208     万葉短歌0244 ShuB045 2011-0608-man0244

□みよしのの みふねのやまに たつくもの
 つねにあらむと わがおもはなくに
○=原文は、「右一首柿本朝臣人麻呂之歌集出」。依拠本は、「天武天皇皇子文化圏と深くかかわっていたことの一証」とするにとどめる。参照本・岩波版は作者に言及しない。参照本・小学館版は「弓削皇子の異伝歌。」 参照本・講談社版は、「恐らく[242、244は]共に人麿の代作(形式作者弓削皇子)で伝播ルートによって二首の相違が生じたのであろう。」