2011-0630-man0269
万葉短歌0269 人見ずは0230
人見ずは 我が袖もちて 隠さむを
焼けつつかあらむ 着ずて来にけり 阿倍女郎
0230 万葉短歌0269 ShuB086 2011-0630-man0269
□ひとみずは わがそでもちて かくさむを
やけつつかあらむ きずてきにけり
○阿倍女郎(あべの いらつめ)=未詳。「持統・文武朝の女性…。家持が相手とする8一六三一の安倍女郎は奈良朝の人で、別人らしい。」
【編者注】参照本・講談社版『万葉集事典』は、見出し人名「安倍女郎(阿倍女郎)」(訓は「あべ」)のもとに、「中臣東人や大伴家持などとの贈答歌があるが、同人か疑問。」とする。