万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0818 春されば0747

2012年12月17日 | 万葉短歌

2012-1217-man0818
万葉短歌0818 春されば0747

春されば まづ咲くやどの 梅の花
ひとり見つつや 春日暮らさむ  山上憶良

0747     万葉短歌0818 ShuC087 2012-1217-man0818

はるされば まづさくやどの うめのはな
  ひとりみつつや はるひくらさむ
山上憶良(やまのうへの おくら)=原文では「筑前守山上大夫」、読下しでは「筑前守(つくしの みちのくちの かみ)山上大夫(やまのうへの まへつきみ)」。第799歌左注参照。併せて第34歌、第63歌参照。
【編者注】「梅花歌卅二 并序」の第四首。
【訓注】[真名仮名全対応]春(はる=波流)。まづ(麻豆)。咲く(さく=佐久)。やど(耶登)。梅(うめ=烏梅)。花(はな=波奈)。ひとり(比等利)。春日(はるひ=波流比)。