万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0866 はろはろに0795

2013年02月05日 | 万葉短歌

2013-0205-man0866
万葉短歌0866 はろはろに0795

はろはろに 思ほゆるかも 白雲の
千重に隔てる 筑紫の国は  吉田連宜

0795     万葉短歌0866 ShuC144 2013-0205-man0866

はろはろに おもほゆるかも しらくもの
  ちへにへだてる つくしのくには
吉田連宜(よしだの むらじ よろし)=第864歌参照。
【編者注】題詞読下しは、「君を思ふこと尽きずして、重ねて題(しる)す二首」。その第一首。
【訓注】[真名仮名全対応]はろはろに(波漏々々尓)。思ほゆる(おもほゆる=於忘方由流)。白雲(しらくも=志良久毛)。千重(ちへ=知弊)。筑紫の国(つくしのくに=都久紫能君仁)。