万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0876 天飛ぶや0805

2013年02月15日 | 万葉短歌

2013-0215-man0876
万葉短歌0876 天飛ぶや0805

天飛ぶや 鳥にもがもや 都まで
送りまをして 飛び帰るもの  山上憶良

0805     万葉短歌0876 ShuC161 2013-0215-man0876

あまとぶや とりにもがもや みやこまで
  おくりまをして とびかへるもの
山上憶良(やまのうへの おくら)=作者名はないが、依拠本に拠る。第63歌参照。
【編者注】題詞原文は「書殿餞酒日倭歌四首」。その第一首。
【訓注】[真名仮名全対応]天飛ぶ(あまとぶ=阿麻等夫)。鳥(とり=等利)。都(みやこ=美夜故)。まをし(摩遠志)
[=麻乎志(0879)、麻乎之(3388)]。飛び帰る(とびかへる=等比可弊流)。