2014-0405-man1325
万葉短歌1325 白玉を1195
白玉を 手には巻かずに 箱のみに
置けりし人ぞ 玉嘆かする ○
1195 万葉短歌1325 ShuD314 2014-0405-man1325
□しらたまを てにはまかずに はこのみに
おけりしひとぞ たまなげかする
○=未詳。作者名・脚注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄玉」(玉に寄す)。十一首(1317~1327)の第9首。
【訓注】白玉(しらたま)。巻かず(まかず=不纒)。箱のみに(はこのみに=匣耳)。嘆かする(なげかする=令詠流)。