2014-0420-man1340
万葉短歌1340 紫の1210
紫の 糸をぞ我が搓る あしひきの
山橘を 貫かむと思ひて ○
1210 万葉短歌1340 ShuD331 2014-0420-man1340
□むらさきの いとをぞわがよる あしひきの
やまたちばなを ぬかむとおもひて
○=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄草」(草に寄す)。十七首(1336~1352)の第5首。
【訓注】我が搓る(わがよる=吾搓)。あしひきの(足檜之)。貫かむ(ぬかむ=将貫)。