2014-0416-man1336
万葉短歌1336 冬こもり1206
冬こもり 春の大野を 焼く人は
焼き足らねかも 我が心焼く ○
1206 万葉短歌1336 ShuD327 2014-0416-man1336
□ふゆこもり はるのおほのを やくひとは
やきたらねかも わがこころやく
○=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄草」(草に寄す)。十七首(1336~1352)の第1首。
【訓注】冬こもり(ふゆこもり=冬隠)。焼く、焼き([2句、3句]やく、やき=焼)。我が心焼く(わがこころやく=吾情熾)。