2014-0407-man1327
万葉短歌1327 秋風は1197
秋風は 継ぎてな吹きそ 海の底
沖にある玉を 手に巻くまでに ○
1197 万葉短歌1327 ShuD316 2014-0407-man1327
□あきかぜは つぎてなふきそ わたのそこ
おきにあるたまを てにまくまでに
○=未詳。作者名・脚注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄玉」(玉に寄す)。十一首(1317~1327)の第11首。
【訓注】海の底(わたのそこ=海底)。沖(おき=奥)。手に巻くまでに(てにまくまでに=手纒左右二)。