2016-0705-man2154
万葉短歌2154 なぞ鹿の1985
なぞ鹿の わび鳴きすなる けだしくも
秋野の萩や 繁く散るらむ ○
1985 万葉短歌2154 ShuE561 2016-0705-man2154
□なぞしかの わびなきすなる けだしくも
あきののはぎや しげくちるらむ
○=未詳。
【編者注】「詠鹿鳴」(2141~2156、16首)の第14首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第159首。
【訓注】なぞ鹿の(なぞしかの=奈何壮鹿之)。わび鳴き(わびなき=和備鳴)。けだしくも(盖毛)[02-0112盖哉(けだしや)、-0194気田敷藻(けだしくも)、04-0680盖毛(けだしくも)、など]。