万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2158 秋風の1989

2016年07月09日 | 万葉短歌

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万葉短歌2158 秋風の1989

秋風の 寒く吹くなへ 我がやどの
浅茅が本に こほろぎ鳴くも  

1989     万葉短歌2158 ShuE567 2016-0709-man2158

□あきかぜの さむくふくなへ わがやどの
 あさぢがもとに こほろぎなくも
=未詳。
【編者注】題詞は「詠蟋蟀」(2158~2160、三首)、その第1首。。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第163首。
【訓注】寒く(さむく=寒)。我がやど(わがやど=吾屋前)。こほろぎ(蟋蟀) [下記注]。
【依拠本注-こほろぎ】今のこおろぎか。こおろぎ、すずむし、まつむし、きりぎりすなど、秋鳴く虫の総称ともいう。