2016-0727-man2176
万葉短歌2176 秋田刈る2007
秋田刈る 苫手動くなり 白露し
置く穂田なしと 告げに来ぬらし ○
2007 万葉短歌2176 ShuE582 2016-0727-man2176
□あきたかる とまでうごくなり しらつゆし
おくほだなしと つげにきぬらし
○=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第9首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第181首。脚注に、「一云 告尓来良思母(つげにくらしも)」。
【訓注】苫手(とまで=■手[■=草冠に店])。動く(うごく=揺)。